前回の名探偵クルーク再び!という話で、みんなが居た家がなんの家なのか気になる人がいると思ったので、今回は一応こんな設定だよと言う説明を兼ねてそのお話を書いていきます!
一応前回の名探偵クルーク再びの前の話という設定です!
アミティ「うーーーーーーーん」
ラフィーナ「あらアミティさんどうしましたの?アミティさんがすごく悩んでるなんて珍しいじゃない」
クルーク「明日は大雪でも降るんじゃないかい?」
アミティ「ひどいなラフィーナもクルークも!しかも今は夏だし雪はないでしょ!」
クルーク「いや例えなのだが?」
ラフィーナ「まさかこんな夏に雪が降るとでも?」
アミティ「いやこっちも冗談なのだが?」
クルーク「君の冗談は冗談に聞こえないね」
ラフィーナ「ええ」
アミティ「さっきからほんとに酷いな!」
ラフィーナ「で?ところで、何をそんなに悩んでましたの?」
アミティ「うん、私たちが気軽にみんなで集まってゆったりできる場所が欲しいなーて」
ラフィーナ「あら」
クルーク「要するに秘密基地的な感じかい?」
アミティ「そーゆう事になるのかな?ほら、誰かの家とかだとその人の親とかいるだろうし気を遣わせちゃうかな〜とか思って」
クルーク「アミティが気遣いできるなんて…」
アミティ「できるよ!」
ラフィーナ「まあそうね…確かにほかの目を気にしないで私らだけですぐに集まってゆっくり過ごせる場所…そんなとこあればねぇ…」
クルーク「それだったらいい所があるぞ!」
アミティ「え?どこどこ?」
クルーク「ついてこい!」
クルーク「プリンプ魔導学校の視聴覚室なんかはどうだ??」
アミティ「…」
ラフィーナ「…」
クルーク「おや?どうしたのかい?」
アミティ「あの…」
ラフィーナ「話聞いてましたの?ほかの目を気にしないで過ごせる所、ですわよ?」
クルーク「視聴覚室はそんなに人こないだろ」
ラフィーナ「そーゆう問題じゃねえ!…ですわ!さすがに学校の教室が秘密基地なんて嫌ですわよ!」
アミティ「先生とかほかの人にも気遣わせるしこっちも気遣うよ!」
ラフィーナ「というかそもそもの話ですけど、先生の許可とかいるだろうし…仮にですけど黙って使ったとして先生にバレたらどうしますの?」
アミティ「それに時間だって限られてるし…ほら、下校時間以降はもう入れないでしょ」
クルーク「な!僕とした事がそこまで気を配ってなかった…」
ラフィーナ「いやすぐ気づけよ!ですわ」
アミティ「さすがに学校では気軽にくつろげないなぁ…」
ラフィーナ「てか普通に人来るし、人が来たら秘密基地の意味がなくってよ」
クルーク「わかった!分かったから!もうそれ以上は言わないで!ごめんって!」
ラフィーナ「こんなところでなんかみんなで集まって過ごせませんわ」
クルーク「分かったから!しつこい!」
アミティ「あ!じゃああたしもいい所知ってる!」
ラフィーナ「まあ期待はしてないけど一応行くだけ行って差しあげますわ」
シェゾ「…」
ラフィーナ「アミティさん…」
クルーク「ここは」
アミティ「みんなご存知の通り、水晶の洞窟だよ!」
シェゾ「みんなご存知の通り水晶の洞窟だよ!じゃねえだろ!」
クルーク「ここはもうシェゾが使ってるし!」
ラフィーナ「それに仮にシェゾさんが使ってないとしても、こんなジメジメした湿っぽい洞窟が秘密基地なんて嫌ですわ」
シェゾ「ジメジメしてて湿っぽくて悪かったな!」
アミティ「ここもダメー?」
ラフィーナ「そうだ!シェゾさんもこんな湿っぽい洞窟じゃなくて、私たちと一緒に秘密基地に移行しませんこと?」
シェゾ「何の話だ」
アミティ「これからあたし達が気軽に集まってくつろげるような秘密基地的なのが欲しいなーて」
クルーク「それを探してるのさ」
シェゾ「ふん、俺は孤独を愛する闇の魔導師、団体行動など…」
ラフィーナ「はーいひとりより大勢の方が楽しいでしょーほら行きますわよー」
シェゾ「って!強制かよ!!」
アミティ「いい所見つからないね〜」
ラフィーナ「そーですわねぇ…」
アルル「えい!ファイヤー!」
レムレス「パルフェ!モンテ!!コンビトゥール!」
アルル「うわぁぁ!!」
りんご「アルルの負け!レムレスの勝ちです!」
アルル「やっぱりレムレスは強いなぁ…」
レムレス「でもアルルも確実に腕を上げてるよ」
アルル「えへへありがとう、でも立派な魔導師になるためにはもっと頑張らないとな…」
レムレス「大丈夫だよ、アルルはきっと立派な魔導師になれる、僕も修行のぷよ勝負またいつでも相手になるから!」
アルル「ありがとうレムレス!」
アミティ「おーい!!」
アルル「お!アミティ!」
レムレス「クルークとラフィーナとシェゾも」
りんご「どうしたんですか皆さん」
アミティ「いまね!みんなで集まってゆったり過ごせる秘密基地を作ろうと考えててさ!」
アルル「おお〜なんか面白そう」
りんご「興味あります」
レムレス「確かに、他の人の目を気にしないでゆっくりできるようなとこ欲しいかもね」
アミティ「だからさ!みんなも一緒に秘密基地探しにこない?」
アルル「面白そうだから行こうかな」
レムレス「僕も付き合うよ」
りんご「私もいきます!」
数時間後
アミティ「見つからなーい!」
クルーク「もう学校の視聴覚室にしようよ、先生の許可とって…」
ラフィーナ「視聴覚室が秘密基地なんて嫌ですわ!」
アルル「うん、さすがに学校の視聴覚室はないわ…」
クルーク「はいはいすみませんでした」
レムレス「そー言われてみると人の目を気にしないですごせるようなとこって中々ないよね…」
アミティ「じゃあもう水晶の洞窟にしよう!」
ラフィーナ「あんなジメジメした所なんか視聴覚室よりも嫌ですわ!」
シェゾ「ジメジメ言うな!しかも視聴覚室よりも嫌なんかい!」
アルル「うーん、どこかいいところ本当にないかな…」
ラフィーナ「ああー!!!!!」
シェゾ「うおなんだ!?」
りんご「どうかしましたか?ラフィーナ」
ラフィーナ「思い出しましたわ!家に使ってない倉庫がありましたわ!」
アミティ「ええ!倉庫!?」
ラフィーナ「まあちょっと狭いですけど…ね?」
アルル「そこって使っても大丈夫なの?」
ラフィーナ「ええ、今は使ってないから使いたくなった時は言ってね、てお母様言ってた気がしますわ」
アミティ「じゃあそこに行こ!」
クルーク「あの…」
レムレス「ここがその倉庫…?」
ラフィーナ「ええ、今お母様に確認しましたら今は使ってないから好きに使ってくれとおっしゃってましたわ」
アルル「おおー…」
ラフィーナ「狭くないかしら…」
アミティ「いやあたしの家より大きい…」
シェゾ「これのどこが狭い倉庫なんだ…?」
りんご「まあまあ!使ってもいいとの事でしたら遠慮なく使わせていただきましょう?ね?皆さん」
レムレス「うんまあそれもそうね…」
クルーク「でもこの人数が入っても広く感じるくないか?」
アミティ「今居ない人たちもそのうち呼ぼうよ!シグとかリデルとかも!」
りんご「今呼びます?」
ラフィーナ「そうですわね、この倉庫も長々と使ってませんから大掃除しないと使えないかもですわ」
アミティ「じゃあみんなで大片付けしてこの倉庫を使えるようにしよう!」
アルル「おー!」
シグ「きた」
リデル「こんにちわ皆さん」
まぐろ「僕もりんごちゃんに呼ばれて来ちゃった☆」
ウィッチ「ごきげんよう」
ドラコ「やっほー」
ルルー「おーっほっほっほ!」
シェゾ「これだけの人数が入っても全然広いぞ!?狭くないかな大丈夫かな…とは?」
アルル「大金持ちの基準って僕らみたいな普通の庶民には分からないよね…」
アミティ「みんな!よく来てくれた!」
クルーク「ここが今日から僕らが自由に使える秘密基地になるぞ!」
ウィッチ「まあ!」
リデル「素敵ですぅ」
ラフィーナ「皆さんここで好きに過ごして良くってよ?」
ドラコ「勝手に自由に入って過ごしていいのか!?」
ラフィーナ「私らだけの秘密基地ですからねぇ、お好きにどうぞ〜」
シグ「わーい」
アミティ「ぷよぷよハウスだね!」
アルル「いいねえ!ぷよぷよハウス!」
りんご「では早速みなさんで大掃除しましょう」
アミティ「きゃー!!」
アルル「わ!アミティ大丈夫!?」
アミティ「水少しこぼしちゃった〜」
アルル「なんだほんとに少しじゃん…大丈夫だよアミティ」
ラフィーナ「ちょっとメガネ!なんであなたもモップ掛けするのよ!モップ掛けは私がするから!ほら邪魔ですわ!」
クルーク「なんだい!僕が最初にモップ掛けしてたんだ!」
ウィッチ「あら」
ルルー「どうしたのウィッチ」
ウィッチ「まあ可愛らしい、トカゲがいましたわ」
ルルー「!?きゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
シェゾ「おい騒がしいぞ!なんの騒ぎだ!」
ラフィーナ「メガネ!なんで先に雑巾がけなのよ!普通モップがけして、箒ではいてからでしょ!?」
クルーク「うるさいなぁ!いいじゃんなんでも!」
ラフィーナ「良くないわよ!」
シェゾ「お前らも騒がしいぞ!喧嘩するな!」
りんご「慎重に慎重に…」
リデル「りんごさん、さっきからそこずっと掃除してますよね?」
りんご「え?あ〜、こうして時間をかけてゆっくり同じ箇所をやるとすごく綺麗になるんですよ?」
リデル「はあ…」
まぐろ「窓ガラスはこうして新聞紙で拭き取ってあげると、新聞紙のインクが汚れをとって綺麗になるんだよ☆」
レムレス「わあ、さすがまぐろくん!」
アミティ「すごーい!!」
レムレス「じゃあ少し息抜きでみんなでお菓子を…」
シェゾ「こんな掃除中のホコリまみれのところで菓子が食えるか!」
ドラコ「食べる食べるー」
シェゾ「いや今食うな!」
4時間後
アミティ「やっと終わった!!」
アルル「綺麗になったね」
シェゾ「掃除だけで普通そんな4時間もかかんねえだろ…」
りんご「誰かさん達が喧嘩してたおかげで…」
ラフィーナ「あら、喧嘩を吹っ掛けてきたのはあのメガネの方からでして?」
クルーク「いいーや!そっちだ!」
ラフィーナ「喧嘩の原因はすべてそっちが勝手なことしてたからでしょ!」
クルーク「そっちこそ僕のしてた事にぶーぶー文句言ってきて!」
ラフィーナ「文句言われるようなことしてたあなたが悪くってよ!」
アミティ「まあまあまあまあ」
アルル「じゃあさ!今晩はぷよぷよハウス記念として夜みんなでパーティしてお祝いしようよ!」
アミティ「あ!それいいね!」
りんご「みんなでご馳走を作って盛大にパーティしましょう」
リデル「楽しそうです…!賛成です!」
シグ「やるー」
ラフィーナ「なら今晩皆さんここへ泊まってはいかが?」
ドラコ「それってお泊まり会!?」
まぐろ「それはいい案だね☆」
レムレス「僕も今日は予定は特にないから大丈夫だよ」
シェゾ「仕方ねぇな…」
ウィッチ「私も今回だけは付き合ってあげますわ」
ルルー「それなら!サタン様も呼んでよくって?」
アルル「絶対来ると思った!…けど今回は特別にいいよ、ルルー」
アミティ「人数多い方が楽しいもんね!」
りんご「他の人の目を気にしないで自分らだけで楽しめる…最高じゃないですか…!」
ドラコ「ねー!」
ラフィーナ「じゃあ早速買い出しに行きますわよ!美味しいものを作ってみんなでパーティよ!」
「おー!!!!!」
続く