狩野派の絵師により描かれた障壁画。
1,047面が重要文化財に指定。
名古屋城本丸御殿は、
狩野貞信や狩野探幽など日本画史上最大の
画派「狩野派」の絵師たちにより、
部屋ごとに異なる題材で床の間絵、
襖絵などが描かれ、絢爛豪華に彩られていました。
戦災により本丸御殿は失われましたが、
取り外すことができた襖絵や天井板絵などは焼失を免れ、
今も大切に保管されています。
そのうちの1,047面が国の重要文化財の指定を受けています。
狩野派芸術をよみがえらせるため、
当時と同じ素材や技法を使い、ミクロ単位の作業を行う。
狩野派の絵師たちが、全精力を注いで描いた障壁画。
その美と色彩感覚を現代によみがえらせるため、
平成4年より、本格的な復元模写が進められています。
忠実に復元するためには、
当時の絵師が使っていた素材や技法を用いなければならず、
そのため顕微鏡やコンピュータ、史料などで研究・分析。
ミクロ単位の観察をもとに緻密な作業が行われ、
江戸時代の絵師たちの感性とダイナミズムの再生に挑み続けています。
以上、公式ウェブサイトより抜粋出典
床の間の脇に設置されている
飾り棚に施されている
調金の飾り金具も必見です
続いて「表書院」
この部屋は、公的に格式の高い方と
謁見する部屋です
格式の高い方(殿さま)が、身を置く部屋
他の部屋よりも、一段高い造りになってます
着きあたりの床間に描かれている絵は
松竹禽鳥図(上段之間南側襖絵)
天井は、折り上げ小組格天井になっており
威厳を示すようです
「三之間」麝香猫図(三之間西側襖絵)
「書院:二之間」
桜花雉子図(一之間東側襖絵)
ちょうど、小学生が
社会見学なのでしょうか
ガイドさんに引率され、見学をしていたので
一緒に巡回する様な感じになり
漏れ聞こえる、ガイドさんの説明に
耳を傍立てて聞いちゃいました
スロープ