いま南アフリカに位置するとある国のとあるプロジェクトの準備をしているのですが、ふと思ったこと。


最近のアフリカ支援プロジェクトのあり方ってどうなんだろう。


私の部署はセクターに特化しているのでアフリカ以外のプロジェクトも全世界でやっている.

その中でアフリカ地域を対象にした案件は、アフリカ支援増加の潮流にのって規模も金額も増えている。これは事実。そして、いろいろな要素を盛り込んだ(いや盛り込みすぎた)巨大プロジェクトが乱立しているような気がする。

アフリカにはやるべきところはいくらでもあるしニーズもあると思うけど、わたしはそこまで膨張したプロジェクトを消化できるだけのキャパシティがあるかというと正直疑問だ。


ODAをはじめとする先進国や国際機関からの援助資金流入を大いに期待するアフリカの国々。彼らは頼ればお金は流れてくるものだと知っているし、実際にお金はホイホイ入ってくる。


しかし、それを運用する政府担当者の上(大臣レベル)と下(実務担当者)の能力に大きな差がありすぎてどうしようもない。実際、担当省庁内の内部底上げを目的とした研修などもプロジェクトの一環として行っている場合もあるが、場当たり的な感じで根本的な解決につながってない。


そういう組織全体の活性化みたいなところをみてしまうのは日本の組織で働いてきた日本人だからなのか。


ドナーの側でもわりと個人プレーを良しとするアングロサクソン系の人々はそこまで考えたりはしないんだよね。

今その組織にできる人がいなかったら、できる能力をもっている人を外からつれてくればいいじゃん。って考えかたがから。


でも、そういう風な感じでトップやチームリーダーが入れ替わり立ち代りしているようなところって組織の内部の人間関係が個人の私利私欲、利害関係、個人的な好き嫌いで成り立っていてとてももろい。組織、そして国が全体として発展していく基盤となる体力みたいなものはつかないよね。


うーーんシラー


とりあえず、デパートのようななんでもありのプロジェクトから優先課題に特化した専門店型プロジェクトへの変更、そしてプロジェクトをいくつかのフェーズに分けて進めるか。。。


動きの遅いクライアントに巨大な金額をちらつかせて、「期限までにここまで進めないとこのお金はなくなりますよ。」とプレッシャーを与えて半ば強引に進めることを提案する同僚もいたけど、わたしは反対ビックリマーク

巨大プロジェクトの承認をとって手柄をあげて自分が出世することにとらわれているアングロ系同僚にちょっと疲れ気味。。


援助を受ける側のニーズをよく聞く耳を持つことは必要。でも彼らのニーズをすべて受け入れるだけでもだめなんだなぁ。社内会議で相手をばっさり切るような議論を展開することは簡単だけど、クライアントを目の前にしたらけっこう難しい交渉だ。チームリーダの手腕が問われる。