幼い頃に・・
こんな言葉を聞いた事ありませんか![]()
「じゅげむじゅげむごこうのすりきれ
かいじゃりすいぎょのすいぎょまつ・・・」
確か
落語で聞いたような・・
どうしても気になって・・
調べちゃいました(笑)
これは子供の名前だったようです
昔、中々子供に恵まれない夫婦が
ようやく男の子が生まれて
お坊さんに、元気で長生きできる立派な
名前を付けて貰いました
それは、こんな名前です
『寿限無寿限無五劫のすりきれ
海砂利水魚の水行末雲来末風来末
食う寝るところに住むところやぶらこうじのぶらこうじ
パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの
長久命の長助』
このお話は長野県の民謡です
そしてこの民謡の続きがあります
ある時その長い名前の男の子が
川に落ちてしまい
お母さんが皆を呼ぶのに
息子の名前を言い終わった時には
子供は流されてしまい亡くなってしまいました
ところがある日別の男の子が川に落ち
「みんな!ちょいが川に落ちた」とお母さんの叫ぶ声を
聞いて近くに居た人達が助けてくれました
その子の名前は「ちょい」と短い名前だったと・・
そんな事があってから
どのお母さんも子供には出来るだけ
短い名前を付けたと言うお話でした