父の祈りを(In the Name of The Father)

1993年・英


監督:ジム・シェリダン

出演:ダニエル・デイ=ルイス

    ピート・ポスルスウェイト

    エマ・トンプソン


舞台は1974年の北アイルランド。

仲間達と自由気ままな生活を送るジェリーはギルフォードでのパブ爆破事件の容疑者として警察に逮捕される。

仲間や家族も逮捕され、テロリスト防止法により、何らの容疑もないのに拘留された。

当局の厳しい尋問・拷問に屈したジェリーは白紙の供述書に署名してしまう。

ジェリーは無期懲役、父ジュゼッペは12年の懲役刑。


ジュゼッペは一縷の望みを託し、再審を訴え続けた。

ある日、IRAのジョーが刑務所に送られ、爆破は自分の犯行で当局は真相を知りながら隠していると

告白する。今までふてくされ諦めていたジェリーがついに無実の証明に乗り出したが、時すでに遅く

日に日に弱っていく父は獄中で無念の死を遂げる。


事件から10年以上が経過し、ジェリーは父の汚名をはらす為、再審請求に身を投じていた。

女性弁護士ピアースは警察当局の不正の証拠をつかみ、ついに法廷で無罪を勝ち取る。



ジェリー・コンロン自身の回想記をもとに作られたこの映画。

足利事件でもあったが冤罪を証明することの難しさ。

証明できないまま無念の死を遂げる場合もある。

ダークな部分は世界共通なのかということを実感させられる。


最後の場面でジェリーが回想するのだが

この時のセリフと獄中で無念の死を遂げた父を弔う仲間達の場面には

注目して欲しいです