『実はね…僕、ココちゃんと会うのって今日が初めてじゃないんだよ。』


『え?私○○←(Tのバンド)観たことないよ。』


『うん。僕のライブで会うのは初めてかも。』




話をして行くうちに
共通の知り合いが居ることに繋がった。




『ココちゃんてKくんのお友達でしょ?』


『うん。高校の頃からの友達。』



Kと言う友人もTと同じジャンルの音楽をやっていまして
私は時折、Kのライブに遊びに行っていました。(そんなKとは今でも仲良しです)



『僕ね、Kくんたちと対バンしたこと何度もあるんだ。プライベートでも結構仲良くさせてもらっててKくんのライブには個人的に何度もお邪魔させてもらってるんだよ。』


『そうなんだー!んじゃ今まで会ってるかもね!!』←(ちゃんと人の話を聞け)


『うん…会ってたんだよ…(笑)』


『あ。そっか(笑)』


『Kくんの所でココちゃんのこと何度か見かけているうちに気になっちゃって…Kくんには申し訳ないんだけど…ココちゃんに会えるかも?ってKくんのライブ行ってた(笑)そしたら今日僕のライブに来てくれたから…びっくりして嬉しくて…だから一人で舞い上がって変なこと言っちゃってごめんね。』


『うん。今日ね最初はTのこと『変なひと』だと思ってた。』


『だよね…(苦笑)』


『でもね、Tのステージ観て…すっごくすっごくかっこよくて!大好きになっちゃったよ!!』



興奮気味に話す私のことを
Tは真っ直ぐに見つめながら



『僕はね…ココちゃんを初めて見た時からずっと好きだったよ。』



『……………』








はい!
ズッキューン





ねぇ…
これで落ちない女子っていますか?!
しかーも!←(クレアラシル)
長身、細身でスタイル抜群!
顔良し!優しい!才能アリ!
当時の私にはですね…
ハイスペック極まりない人物でしたよ!!(興奮)



突然の展開にとても動揺を隠せないココ(とても純粋でした♡)


一方、Tも何故か水を飲みまくると言う奇行(笑)

ふわふわとした気持ちのまま
何となく公園の時計に目をやると…


とっくに終電の時間は過ぎていた。




『あ。終電行っちゃった…』


『ほんとだ。もうこんな時間…僕のせいだね…ごめんね。』


『ううん。いいの。明日は学校お休みだし。』


『じゃあ、一緒に始発で帰ろっか。』


『うん。』


『じゃあ…ココちゃんのこと教えてよ。』


『何を?』


『うーん…赤ちゃんの時のことから。』


『長いよ(笑)じゃあ、Tのことも教えて。』


『いいよ。』





どちらからと言う訳でもなく
自然と手を繋ぎ…
その日は朝までずっと話していました。


そして
その日から
『いつも一緒』の二人が始まったのです。



続く