近づく私の気配に気がつく
三バカ。
私の顔を見た瞬間
顔色が変わり固まる女。
私『お引越しされたんですね…探しましたよ…』
チビデブオッサン←(長い)が私を睨みつけながら
男『あぁ〜?!』
私『はじめまして。〇〇の嫁の〇〇←(フルネーム)と申します。』
男『あんたの旦那に家のやつ←(夫婦気取り笑)がしつこくされて迷惑してるんだってよ!ストーカー行為で訴えるぞ?!
こんなメール送ってきやがってよ!!
ふざけんじゃねーよ!!』
と携帯を見せてきた
(さっき私が送ったやつ)
私『あ。それ、さっき私が送ったやつですね。』
男『…は?!』←(バカだし騙されてるから全くこの状況が掴めてない)
男『…だからよぉ…夫婦で何の用なんだよ?!』←(バカだからすぐ怒る)
つーか!
おめーに用はねーんだけど!!
しゃしゃんなや!ブサイクが!!
と…心の中で思いつつ
私『すみませんが…あなたは〇〇さんのご主人様でしょうか?』
男『まぁ…そんなもんだな…』
私『結婚されてるんですか?』
男『まだ、してねーけど…これからだな。』
じゃあ、関係ねーな。
チビデブオッサンは、聞いてもないのに
キレ気味で身の上をベラベラと話し始めた。
要約すると…
一年ほど前から女とは不倫関係にあった
(なんと!家の旦那と同時進行!!まさかまさかの二股不倫でした…泣ける…)
そして自分の意思で二ヶ月前に前妻と離婚←(バレたからだろ?笑)
家を出てこのアパートで女と子供と三人で新しい生活を始めた。
チビデブオッサンは、さらに続ける…
男『俺はよ…〇〇←(女)と一緒になるために…職も家族も財産も…全部捨てたんだよ!!
こいつら守るために今は必死で土木のバイトやってるけどよ…
そのぐらいの死ぬ気の覚悟で〇〇を選んだんだよ!!
あんたの旦那もてめーのケツはてめーで拭かせねーとな!!
嫁を出すなんて情けねー男だな!!(ドヤ顔)』
………
はいぃ??????
正気ですかーーー???!!!
まって!
笑わせないで!!
オシッコ漏れそう!!
美談みたいにペラペラと語っちまってるけど…
結局は、不倫がバレて離婚されて全部取られちゃったって事でしょ?!
つか、その歳でバイトとかヤバない?!
私だったら、いくら好きな男でも
そんな何も無いやつ…絶対無理です!!
やっぱり…
バカにはバカしか寄ってこないんだね…
バカ同士、傷舐め合ってさ…支え合って…助け合って…末永くお幸せに!!
本当に…
お似合い!!
つか怖い!!!
え?この女が二股不倫してたこと…
このチビデブオッサンは
この時点でまだ気づいてないっぽいんだけど…
大丈夫ですか?
ただ、旦那が一方的に言い寄って行ってるって思ってるの?
そんなんで嫁が出てくる訳ねーだろ?!
気づけよ!チンパン!!!
まぁ、チンパンオヤジは無視して…
私『〇〇さん。←(女)理由は分かりませんし、あなたが今どんな生活を送っていようと私には関係ありません。』
私はチンパン夫妻(仮)にわざと見える様に例の封筒から通知書を取り出し女に渡した。
私『通知書です。これをお渡ししますのでよくお読み下さい。』
通知書には
◎不倫の期間
◎不法行為によって私の被った精神的損害を賠償する責任
◎妻子があることを知りながら不倫関係を継続させていたという事実から損害賠償責任を免れることはできないという旨
◎慰謝料の金額
◎口座番号
◎支払われなかった場合の法的措置
etc…が事細かに書いてある。
通知書に目を通す
女の表情がさらに青ざめ紙を持つ手が震えている。
私『そちらの通知書にも記載されていますが、本状受け取り後から10日以内の支払いとなっておりますのでよろしくお願い致します。』
女『こんなお金…無いです…払えません…』
私『払わなければならないものなので。
では、裁判にしましょう。
〇〇さんが弁護士を立てて頂ければ、私の方も今相談に乗ってもらっている弁護士の先生←(友達の旦那でただの飲み仲間。相談なんてしてません。書類の書き方はちょっと教わったけどね♡)にお願いしまして訴訟に移ればいいと思います。
私に対しての慰謝料は絶対に支払わなければならないものですので、裁判で減額を申し立ててみるのもいいかと。
しかし、裁判や弁護士にかかる費用。それから…』
テッテレー
報告書←(自作)
私は、報告書をパラパラと捲りながら
ホテルの写真のページで手を止め
チンパン夫妻(仮)に見せた。
絶句するチビデブオッサン。
私『この報告書は、裁判で必要となるのでお渡しする事は出来ませんが…これを作るためにかかった探偵費用も負担して頂く形になると思います。
あ。ちなみに証拠の写真等はほんの一部ですので…裁判になれば全部提出しますよ。』
全部嘘。
裁判費用も弁護士費用も自分で払わなきゃいけないもの。
もしかしたら、探偵費用なんかは取れるかも知れないけど…
探偵なんて
頼んでないもーん。
どうするよ?!女!!
すると
暫く大人しくしてた
無関係のチビデブオッサンが
男『俺さ…ヤクザなんだよ!!』
はーいー???
何、このタイミングで。
どーした?気でも狂れたか?!
つか、ヤクザ?だから何?
もう本当にオシッコ漏れそう(笑)