帰宅した私は
義両親にお礼の返信をし
子供たちとお風呂を済ませ
一緒に布団に入った。
チビ二人を寝かしつけ
リビングで長女とくだらない話をして笑う。
長女の口から旦那の話が出ることはなかった。
長女は、何でも分かる歳だし
私の変化には、いつも敏感だ。
私が言わなくても
何かしら感じているんだろうな…
変な気を使わせちゃってごめんね…
気付けば日付けも変わっている。
『そろそろ寝よっか』
寝室では、ぐっすり眠るチビ二人。
何も知らずに本当に幸せそうな寝顔。
その寝顔を見ていたら…
自然と涙が溢れた。
今、思い返せば
この頃の私って一人になると泣いてばっかだったな…。
あの時、泣きすぎて泣きすぎて…
今は涙なんて一粒も出ませんけど。
涙と一緒に旦那への感情も失ったね。