私は黙って聞いていた…
代わる必要も無いし…
慰謝料請求する時に上乗せ出来る要素がひとつ増えただけ。
しかし…呆れるなぁ…
女の話が一段落すると
黙っていた旦那が口を開いた。
旦『俺と終わりにして下さい。ごめんなさい。』
女『え…?』
旦『やっぱり、嫁の事が一番で…家族が大切なんです。ごめんなさい。』
女『あ…奥さんに言わされてるんだ??今、一緒に居て…言わされてるんでしょ?!』
旦『違います。俺の…本当の気持ちです。』
女『え…信じられないよ…だって!奥さんと別れて結婚してくれるって…結婚しようってプロポーズしてくれたじゃん!!!』
プロポーズて(笑)
結婚してるやつに『結婚しよう』なんて言われて嬉しいか?!(笑)
私だったら『何言ってるの?!結婚してるじゃん』って笑っちゃうと思うけど。
旦『ごめん。結婚の事は…ノリって言うかあの時の流れで…本当は心にも思ってなかったし…プロポーズをしたつもりなんてありません。』
うわ。
最低…
旦『〇〇ちゃんに、好きって言われて…調子に乗って…ただヤリたいだけでした!体目当てでした!!遊びでした!!俺は本当に好きじゃなかった。ごめんなさい。』
最低最悪のクズ発言…
残念ながら
これが私の旦那。
女はそれでも立ち向かってくる。
女『…え。嘘だよ!奥さんに言わされてるんでしょ?!〇〇くんの本心じゃないもん!絶対に違うもん!!』
旦『ごめんなさい…。俺はね最低な事をした。〇〇ちゃんの気持ちを弄んで…今頃になって家族より大切なものなんて無いって気付いて…本当に本当にごめんなさい…』
電話口で号泣する女。
うるせえな…
旦『じゃあ、もう無理だから。』
電話を切ろうとする旦那に
女が大声で
女『私!職場の上司や同僚に〇〇くんと結婚するって言ったから!!これから…職場の人全員にバラすから!!いいよね?!』
旦『…いいよ。好きにして…。じゃあ。』
と言って電話を切った。
職場でバラすって…
自分の恥を?
ただ、自分の立場が悪くなるだけでしょ。
普通に考えて…そんなもん…誰も相手にしないと思うよ。関わりたくないでしょ。
巻き込まれるの面倒だしね。
ちょっと考えたら分かる事なのに…
悔しかったんだろうね。
まぁ、いずれ
あなたの職場に私も伺わなきゃいけないからさ…
種蒔いておいてよ。
刈り取りに行くわ。