先日飛行機に乗り遅れる夢を見ました。
数日前、日曜の朝だったでしょうか。
フランスに行く飛行機に乗る予定でした。
飛行場に行く前に、友人達と楽しく食事をとっていました。
時間がたつのはあまり気にませず、長々とレストランの席に座って歓談を続けました。
いよいよも行かねばという気についになって、レストランを出て駅に向かいました。
12時5分ぐらいには電車に乗ってないといけないのに、なんだかもうそんな時間になっているような気がする。
そう思って駅に着いて時計を見たら、なんと13時5分でした。
完全に乗り遅れ!
空港に行くまでもなく、ともかく航空会社に電話をかければ、と電話を取るも、かからない。受話器を置いて、暫くしてまたかけようとする。
誰か私に言う。
空港の構内に居れば、乗り遅れても次のに乗せてくれる、でも、あなたは空港にも行ってないから、もう手立ては無いですよ。
えっ、航空券を私は無駄にしてしまったんですか!
そんなショックなこと!
気を落として家に帰る。
そして翌日が来る
何事もなかったかのように。
わたしはほんとにフランスに行く予定だったんだろうか。
わからない。
そこで目が覚める。
苦しい感じがする。
これを悪夢というのだろうか。
このことをブログに書こうとした。
書こうと思って数日間経った。
パリの親友からメールが入っている。
あ、バカンスから帰ってきた!
そう思ってメールをあける。
足に大やけどをして帰ってきた。
飛行機には車椅子で帰路についた。
家ではしばらくは毎日infirmièreが包帯を替えにくる。
どんな事故に巻き込まれたのか聞いていない。
あの悪夢、もしかして、何かの予知夢だったのだろうか。
大やけどをしたものの、手も足も全部付いて帰ってきたのだから、不幸中の幸いだったかもしれない。もっと怖い目に遭うことがあったかもしれない。そう思うと、胸を撫で下ろすことができる。
Les vacances...
田舎にいる年老いた母に、私はよく言う。
無駄に外出したりしないで、家にいて気楽に好きなことをして毎日過ごせば、それがいちばんいいよ。
別に、遠隔操作で母親を家に留めようという作為があるわけじゃなくて、世の中って実はほんとに危険に満ちているんだと思うから、下手なことして怪我して帰ってきてほしくないと思う。
じゃあ、何? 旅行とか、お出かけとか、全部反対するの?
もとろん、そうじゃないけど、無駄なことって、したくない。
L'homme n'est qu'un roseau, le plus faible de la nature, mais c'est un roseau pensant.
Il faut pas que l'univers entier s'arme pour l'écraser, une vapeur, une goutte suffit pour le tuer. Mais quand l'univers l'écraserait, l'homme serait encore plus noble que ce qui le tue, puisqu'il sait qu'il meurt, et l'avantage que l'hiver a sur lui, l'univers n'en sait rien.
人の命ははかないものだということ、それは、生きている間中、自覚しておくべきことだ。