恋愛小説は苦手な私が、片付けできない長女がテーブルの上に置きっぱなしだった、ティーン向けの恋愛小説を、途中で放り投げるだろうと思いつつ、最後まで読んじゃいましたー

17歳長女が中学生の頃から好きな本の1つ。以前紹介した「BUTTER」と同じくらいの頻度で、鞄に忍ばせ繰り返し読んでる1冊。
「私の好きなひと」
著:西ナナヲ
東京のミッション系のお嬢様学校に小学生からずっと通っていた主人公が、家を出て、出身校の名前が知られていないど田舎の大学に入学して、謎多き先輩に恋をする…
ミステリアスな男性に惹かれる気持ちわかるけど、そういう人を好きになってはいけませんねぇ。好きになっちゃったら、好きな気持ちはやめられず、苦しむんだから。ふと思い出した、今の皇室のバタバタ問題…
今の関係を壊したくなくて、聞きたいことが聞けないとか、めっちゃ青臭い
読んでて恥ずかしいから、恋愛小説は普段読まない。

突然目の前からいなくなるとか、忘れたくても忘れられない引きずるパターン

「お辞儀からの猪突猛進」の主人公が、ずっと自分を中心にしか物事を見たり考えていなかったことに気付いて、大人になっていく、成長サクセスストーリーでもある。
両親の離婚問題も出てきて、自分のいろんな感情と出会い、友達にも好きな先輩にも支えられ、両親の離婚で何が1番強い感情だったのか気付き、最終的に両親はハッピーパターン
子どもが成人したら…の熟年離婚じゃなかった


読みやすく、展開がコロコロ変わって、つい読み進めちゃいました

過去に付き合った人たちを思い出すから、恋愛小説は嫌いだ

主人公みたいに自分から好きになってというより、好かれて付き合うことになり、未練なく突然別れを切り出し、綺麗な別れ方をしてこなかった。
若い頃の私にとって恋愛は「承認欲求」の作業で、自分が楽しむものだったので、今になると楽しい思い出より、相手に対して懺悔の気持ちばかり。
とうぶん、恋愛小説は読みたくないな。
ティーンの頃に、ちゃんと恋愛小説や漫画を読んで学ぶべきでしたね

長女はどんな恋愛をしてるんだろう
