17歳と5歳の娘を育てながら、介護の勉強をしていて、子育てとの共通点を感じます目

この時期だと、クリスマスツリーのオーナメントのキラキラに興味を惹かれて、つい触ったり取ってしまうとかクリスマスツリー誰だって、綺麗なものには目を奪われますもんねおねがい


認知症の症状は、大きく分けて中核症状とBPSDがあります。←復習
中核症状は、認知症で共通して出る症状で、一般的に「ボケちゃった」とかが入ります。
これに対してBPSDは、以前は「問題行動」と言われ、徘徊や暴言暴力や被害妄想などのことを言うのですが…これは必ず理由があってのこと。
徘徊も、ただウロウロしているわけじゃなく、本人には目的や理由があって、ただその目的も忘れちゃったりという状況。

認知症でも、BPSDの行動が出ない方もいる。その人の人生経験や性格、心配や不安、なんとかしなきゃという焦りから、認知症の中核症状で判断力が低下して起こる行動。環境や心が安定していればBPSDは最小限に防ぐことができる。
母を救急に連れて行った間に認知症の祖父が家からいなくなってしまったことがあった。「なんでこんなに大変な時に限って」って、当時知識も余裕も無かった私は、祖父にキツく言ってしまった。でも娘が心配だし、何かしてあげたいって気持ちからの行動だったって、今ならわかる。


子育てで困るような問題行動にも、そこには理由があると思いますチューリップ
大なり小なり、「イヤイヤ期」や「反抗期」があって、行動・心理症状が強く出る場合とほとんど出ない場合がある。認知症と同じく、環境や子供の性格や親の対処の仕方によってなのかなと思います。
17歳長女が、友達といるのが楽しくて、門限をかなり過ぎて、連絡して怒ったら、急に友達の家に泊まるとガーンそりゃ、怒られるのわかってて帰りたくないよね。


子育ても介護も人間関係でも、一方的に怒ることによって、悪循環を生んでしまう。
「普通は…」という、こちらのモノサシの固定観念が、1番相手を責めてしまう原因なのかもしれません。
その子・その人をよく見て、求めているものは何なのか?どうしたら心が安定するのか?サイコロ思考が大切ですねルンルン

知識と心に余裕がないと、どうしてもこちらの価値観や感情が優先されてしまうもやもや←私の人間性の問題汗

そして、子供にも介護が必要な人にも共通して言えるのは、全てに手を出すのではなく、見守って自立支援することが大切流れ星どうしても、やってあげたほうが早いし、時間の流れが違うのでイラッとしちゃうこともあるけれど時計


障害の授業中に、先生が話していた本を読みました。
自閉症の「東田直樹」さんが、自閉症の心の内や行動の理由を文字盤を使って表現した本。
どのページも目からウロコで、衝撃を覚えましたキラキラ100%は理解できなくても、知ることって大切だな。
普段接する機会がないので、障がい者を見かけて、何でこういう行動するんだろう?と疑問に思うことは多々ありました。
手を叩きながらジャンプしている子とか、逆さバイバイの子とか。でも、ただ通り過ぎて、理由を調べたこともなかった。

もし、子どもがその行動を見て、親に何で?と聞いた時に、「見ちゃダメ」「病気だから」というマイナスの言葉ではなく、プラスの言葉で物事の本質を答えられる親でいたいし、自分もそういう思考でいたいと思いましたおーっ!

私がストレスを感じる時は、人間関係や環境に原因がありますが、子供や高齢者や障がい者はそれに加えて、自分自身の体や脳や発する言葉が思い通りにならないって、日々の生活にずっとストレスが掛かっているんだな。