先日図書館から借りた本、2冊読み終わりました

日本最高峰の東大医学部合格には、王道パターンがあると言われています。
東京大学理Ⅲ
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鉄緑会
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サピックス
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公文式
以前、おおたとしまささんの「なぜ、東大生の3人に1人が公文式なのか?」を読んだ時にも、目にしました

東京大学理科三類合格100人中6割以上が鉄緑会出身

ルポ塾歴社会 日本のエリート教育を牛耳る「鉄緑会」と「サピックス」の正体
ざっくり言うと、難関大学に合格するためには、受験勉強は学校より塾が大事という話です。鉄緑会自体が、中高一貫の難関中学受験を乗り越えたコツコツと勉強ができて地頭がいい子ばかり集まって、東大受験合格した人がノウハウ教えてくれるんだから、最短ルートですよね
圧倒的な宿題量とスピードについていければ…

全国津々浦々に公文のお教室はありますが、サピックスや鉄緑会は地方にはありません
私には、こんな環境もあるのか〜という、異次元の話でした(笑)公立優位の地方は、中学受験もトップ高校に入るための受験の傾向が強いから、首都圏の中高一貫とは少し違う。

花まる学習会の高濱先生の講演会で、ノーベル賞受賞者は地方出身って言っていましたが、地方には地方なりのメリットもデメリットもあります。早期から受験熱が無いから、親としては金銭面での負担も少ないですし

進学塾という選択
こちらの本はメインは大学受験ですが、中学受験や幼児〜低学年向けの塾、各地方にも触れていました

こんな塾いいなぁとか、読みながら興味をそそる塾も。たくさんの塾が載っていますが、知らないところも多い

中2・中3と、帝国大学出身のお爺ちゃん先生が趣味でやっている個人塾に友達と3人で通っていました。今にも倒れそうなシワシワなお爺ちゃんなのに、得意科目は数学と英語で、勉強が好きでたまらなくて、いつも教えてくれる時は目が輝いていました
定期テスト前は5教科見てくれて、問題を事前に入手してるのか?くらいに、定期テストで困らなかったので、推薦入試組の私には通って良かった
勉強の楽しさを学べた塾でした。


長女は小学生の頃は、くもんを中学年まで。それからは中学受験に強い塾に長期休みのたびに通っていました。受験は一切考えていなかったのですが、長女希望の「個人塾」「女の先生」だと、ここしか無かった

宿題が多くて、やり終わらないと教室に入れてもらえず、階段の踊り場でやらされる
長期休み期間にオリジナル教材を全て終わらないと、延長料を払って通い続けるというシステム
もちろん、夏期講習料金以外の延長料金が掛かっていました



中2の時に夏期講習にチェーンの塾に行きましたが、やはり活気のある集団塾は向かない…。
高校受験前に個別指導のトライさん。優しい女の先生を希望した長女は、先生と友達感覚で楽しそうだったけれど、親からしたらさほど伸びた気はしない

長女は学校でも塾でも、英語と数学の苦手意識がブレーキを掛けています。本に、帰国子女で数学に強ければ、難関大学はハードルが低いみたいなことが書いてあったけれど、英語と数学苦手って…致命傷

先日、目にした本のタイトル
小さい頃から器用で、2歳からお箸を使いこなし、私よりよっぽど上手。
読書量だって、入退院繰り返していたので趣味は読書で、今でも読み漁っている。
賢くなる系メゾットをやっても、絶対に頭が良くなるわけじゃないんです
私もそれを望んでやっていたわけじゃないけど。

結局のところ、素直で楽しみを見出し、真面目にコツコツやれるかどうかなんだろうな…と思う今日この頃です。