グレーゾーンの16歳長女、思い返すと、幼稚園・小学校・中学校と、集団生活の中で普通でいなければいけないことに疲れ切っていました。
段々と友達関係も複雑になって、本人も色々と思い悩み、ロングスリーパーで人の倍は寝る時間が必要でも寝ることも許されず、勉強どころじゃなくなるし、親子でクタクタDASH!

高校に入学してから「普通という枠組み」の概念が取り除かれ、生き生きと楽しんでいます音譜

これから受験を控える発達障害やグレーゾーンや障害のある子が、合う学校に出会えることを願っています流れ星


小4の甥っ子が1番仲のいいLGBTの友達が不登校になった話をナース妹としていたら…長女があっさり

「高校、うちの学校来ればいいのに。LGBTなんて、そこら辺にいる」

私服だから、男の子も韓流アイドルのような化粧や格好をしてるし(雰囲気だけイケメンが多いと長女w)、LGBTでもオープンにカミングアウトできる環境ですウインク学校内では、脱毛症でウィッグだろうが素頭だろうが気にしないだろうな。

今まで個性を大切になんて言いながら、やっていることは、みんな一緒じゃなきゃいけないという義務教育。
ヘタに個性出したら、標的になっちゃう。普通の枠に入るのが大変で、心や体のバランスを崩しちゃったり。


長女の通う県立高校は、とにかく多種多様でオンリーワン上差し
教育目標自体、個性を大切に磨けと。
51クラスもある人数の生徒、みんなそれぞれの個性を出して輝いていますキラキラ

半年ごとに、1時間目〜12時間目の中で自分で時間割を作って単位を取るので、長女みたいに睡眠障害がある子も学校に通えるし、人混みがダメな子や車椅子や義足の子も満員電車を避けて登下校できます。

長女の価値観が、高校に入ってだいぶ変わったと思います。いい意味で、周りにいろんなのがいすぎてゲラゲラ

世の中も、普通かそれ以外という偏見を持たずに、こんな風に優しく受け入れてくれるといいのですが…。

先日のリスカの友達もそうですが、いろんな人と出会って、いろんなことを知るのも、人生において大切なこと。何もしてあげれなくても、人の痛みを受け止められる人になって欲しい。


学校はかなり恵まれた環境なので、これからを考えると心配になります。(自由も多いですが、出席は厳しくて、電車やバスの遅延も遅刻扱い)
しかし、高校自体がアルバイトを推奨していて(社会人で、夜だけ授業を受ける生徒もいます)、新卒の離職率の高い時代に、アルバイト禁止の高校生より早くに働いて稼ぐこと、社会の厳しさにも触れさせられます。

特性があるからこそ、自分が希望して、自分に合った世界を探すなら、早い方がいい。

正直、長女の場合、あまり考えて入学していません。県立私立含め、通信以外の高校で秋入試があるのがここだけだったあせる

でも長女には合っていたし、やっとありのままの自分らしく生きています。