70歳の父が、亡くなった話。
死因は窒息です。
毎度「死亡診断書」を見て思うが…医師の字が汚い

小規模多機能施設のデイサービスで朝食を食べていて、職員が気付いた時には様子がおかしくて、施設では脈は少し触れていてAEDも作動しなかったらしいけど、救急車で病院に着いて蘇生処置をしたそうです
どこで心臓が止まったのかわからない…。

病院で吸引したら、気道にもマカロニサラダがいっぱいだったそうです
戦後生まれの末っ子なので、昔から食べる勢いが凄く、家系なのか父方の祖父母も最期は食べ物を詰まらせて亡くなっています
私も気を付けないと



私が仕事を抜けて病院に着いた時には、旅行中のナース妹が救急に状況確認の電話をして、以前希望を取って本人が延命を望まないと希望していたことを伝えて、蘇生処置もやめて父は心臓が止まった状態でした。
父の診療明細を見ると、心マが35分になっています。心臓マッサージは時間の計算で金額が出るので、家族の希望で続けるとかなりの金額になるとナース妹に聞いたことがあります

ちなみに救急車で運ばれて、葬儀屋が迎えに来るまでの約3時間で、入院扱いで2割負担で¥33.090-お支払いでした。
医師にも強く勧められず、咄嗟の判断でAIも解剖もしませんでしたが、窒息の割には苦しんだ様子もチアノーゼも出ていなかったので、もしかしたら脳や肺が先に問題があって亡くなったのかも…とナース妹と話しています。もう火葬しちゃったので真相はわかりませんが、家族は(父に対してドライな部分があるので)納得しているからいいですが、家族が突然亡くなった時、画像を撮っておくだけでも後々モヤモヤは無いと思います。
ちなみに生命保険は、病死と不慮の事故死では、支払われる金額が変わってきます

しぶとい人だから、これから認知症が進行しても長生きして、まだまだいっぱい迷惑掛けられる覚悟をしていましたが、いいのか悪いのかあっけなかったなぁって思っています。
アパートで孤独死じゃなくて良かったなって思います。老健に移る前だったので、慣れた小規模多機能の施設の人たちに囲まれて、家族が見送るより良かったと思います。