今日、古本屋で買った中2長女用の本。
「これだけは読んでおきたい/日本の名作文学案内」¥300
長女は本は好きですが、文学小説など読みません。家に置いておけばきっと読んだんでしょうけど、私が高校時代に放送部と読書部掛け持ちしていまして…ひと通り名作を読んでしまい、何度も同じ本を読まない人間なので、わざわざ買う気にならず
長女も、わざわざ図書館で選ぶこともなく
先日、川端康成の「雪国」の冒頭を言ったら、「なにそれ?」と返されてビックリ。Eテレの「にほんごであそぼ」でも出てくるじゃん
この本、子供向けでわかりやすい
昔の作品は、今の文とはだいぶ違い、漢字にしてもそうだし、生活スタイルも違って表現がわかりにくくて、イメージしにくくて嫌になる時もある。これがなかなか読まない理由の1つですよねそこをカバーされていますこれを読んでから、その小説を読んだ方が時代背景も含めて理解しやすいと思います
明治〜昭和文学の夏目漱石から始まり、幸田露伴、樋口一葉、森鷗外、芥川龍之介、志賀直哉、宮沢賢治、谷崎潤一郎、川端康成、江戸川乱歩、太宰治、三島由紀夫、山本周五郎、松本清張、遠藤周作、司馬遼太郎、星新一などの有名作家の作品101篇を漫画とあらすじで掻い摘んで紹介。作者の紹介も載っています。
でもここら辺の作品はさっとでいいから、社会人になった時に、触りだけでも知っていて欲しいなと思います
ちなみに、私は夏目漱石の「こころ」のドロドロ感が好きです