日曜日に夜7:30から放送される「ダーウィンが来た」。

私はこの番組が大好きで毎週見ているのですが、昨日はブラジルの大砂丘レンソイス国立公園についての放送でした。

レンソイスでは、1年のうち半年が乾季であたり一面が白い砂丘に覆われ、残りの半年は雨季となり砂丘のいたるところ池ができるのです。番組では、レンソイスの1年間の様子や池を拠り所にする生き物たちを中心に放送されていました。

番組を見始めたときからビックリしたのは、その大砂丘の白いこと白いこと!

レンソイス大砂丘の砂は石英で出来ており、1つ1つのツブが透明であるため、砂丘全体が真っ白く見えるのだそうです。神秘的です・・・。

このレンソイスを衛星写真で見ると、大砂丘の部分が白く見える様子も放送されてました。

レンソイスの大砂丘写真
大砂丘!

1つ1つの砂粒が透明なので、砂丘が白く見える。
石英



そして、雨季がやってくると、短期間の間に東京都の年間雨量もの雨が一気に降り出します。

そしてあたりにはなんと池が出現!

「へ?砂丘に池」と疑問に思われるかもしれませんが、もともと砂丘の下には地下水が流れており、急激な雨によって地下水の水位が上昇し、池となって水が現れてくるのだそうです。


池がでてきた!
池出現!


上の写真、すごくないですか?

白い砂丘と、青い水が対照的でとても神秘的です。



番組ではさらに池の中の生物(魚やカメなど)について放送されていました。

レンソイスでの生き物たちの1年周期のドラマになんとも心を打たれました。


レンソイスは研究途上なところなようで、まだまだ分かっていない部分が多いそうです。

今後の調査で新しい事実が発見されるのが楽しみです!



レンソイス、私もいつかは実際に行ってみたいものです。

ただ、日本からはレンソイスまではかなりの時間がかかるとのこと。

「ダーウィンが来た」公式HPによれば、レンソイス砂丘の入り口にいくだけで2日はかかるとか。。


レンソイス調査とともに、どこでもドアが作られるような技術革新も期待されるところです(笑)