☆タクシーの乗客絶えず四時半に帰庫するに待つ反対番が
☆6時から5時に早まる始業時間5時に出庫か反対番は
☆ガス欠に反対番が欠勤したと 配車係りは吾を罵倒す
☆不具合な燃料計と反論す燃料残るを聞き入れられず
☆ メーカーの欠陥車なるよ燃料計修理伝票を提出したり
☆沸々と日頃の不満が煮えたぎるやめてしまおうか低賃金に
☆他社よりも低く下げられし歩合制借金返済に追われる社長
☆ 遅番とのペアにして欲しいと懇願す煙草を吸わぬ反対番をと
☆お互いに煙草を吸わぬ運転手に替えてくれたり専務の配慮
☆煮えたぎる不満を消さんと散歩する虫の音色にリズムとりつつ
☆ひさびさの陽光の下野を歩く一歌一浄と短歌を詠みつつ
☆悪魔去り明るき私に戻りゆくこの世は二極化陽に生きんと
些細なことをきっかけに感情が高ぶり爆発寸前になりそうだった
悪魔の望みに危なく誘われるところであった
一呼吸置いて判断せねば
坪野哲久の座右の銘
一歌自浄をもじって一歌一浄
と造語にしてみた
どうでしょうか?
散歩して
鰻丼を食べて
日帰り温泉に浸かって
さあ元気満々だ
