幼馴染JS④ | 東方神起✩JYJ 妄想ストーリー

幼馴染JS④

みなさんこんばんはスター


続きができたのでUPします飛び出すハート



みなさんからのコメントが嬉し過ぎて、


モチベーション上がったお陰ですお願い愛


本当にいつもありがとうございます目がハートラブラブ


それでは早速続きをどうぞ〜スター


※○○にはご自身のお名前を入れてください☆



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一度離れても、

 

またすぐに塞がれる唇ー…

 

息をするのも惜しいくらいに。

 

 

 

 

ジュンスの手が

 

私の着るスウェットの中に忍び込み、

 

肌に触れた時、

 

思わずビクッと反応してしまい、

 

ふと冷静な自分が顔を出した。

 

 


「ごめん、私…」

 

 

まだ拭いきれない先輩への想い。

 

ジュンスのことは好き。

 

好きなのに。

 

いいのかな、本当にこのまま…

 

中途半端な感情で、

 

共に過ごしていいのか

 

不安になった私は視線を落とした。

 

 


「わかってる、○○の気持ちは。」

 

 

それでもいい…

 

わずかでも僕を想う気持ちがあるなら、

 

このまま身を任せて。

 


そう言って、

 

温かい眼差しで私を見つめた。

 

 

どうしてそんなに優しいんだろう。

 

こんな自分のことを受け入れて

 

想ってくれる人、他にいるかな。

 

彼がそばにいてくれたら、

 

先輩への想いを断ち切れる気がする。

 

断ち切りたいー…

 

 


「…ジュンス。」

 

 

私は彼の背中に腕を回した。

 

胸の奥底に宿っていた想いが、溢れ出していく。

 

 

好きという気持ちに偽りはない。

 

これからそのパーセンテージを

 

彼だけで満たしたい。

 


 


私を抱き寄せる力が

 

強くなったと思ったら、

 

そのまま押し倒された。

 

上から見下ろされ、

 

その眼差しに鼓動が加速する。

 

ジュンスは自ら服を脱ぐと、

 

露わになった左胸に私の手を当てた。

 

 


「すごいでしょ?

こんなにドキドキしてる。」

 

 

彼の言う通りその音が伝わって、

 

私は頷いた。

 

 

ただ…

 

突然ジュンスの肌に直接触れて

 

緊張で少し手が震えた私。

 

 

だってまさか
 
こんなに鍛えているとは思わなくて…!
 
 
 
 
学生時代のジュンスしか
 
知らない私は、
 
目の前のその姿に
 
呆然と見入ってしまった。
 
あまりにカッコよくて……
 
ジュンス以上に
 
私の方がドキドキしている。
 
 
だから急に自分の全てを
 
さらけ出すことに抵抗を感じて。
 
 

「…やっぱりもう休もう。ねっ?」

 

 

私も見習って

 

もう少し運動しないと…!

 

そんなことを思いながら

 

半ば強引にサイドテーブルの灯りを消した。

 

暗がりでもジュンスが

 

まだそばにいるのがわかる。

 

 

「…先に誘ったのは〇〇の方だよね?」

 

 

一緒に寝ようって。

 

だから責任とって―…

 

 

「えっ、それはそういう意味じゃ…っ…」

 

 

と、言い終わらないうちに、

 

ジュンスが私の腰を引き寄せ、

 

瞬く間に唇を奪った。

 

 

 

 

私よりも強引な人がここにいた。

 

だけどそんな彼のキスに

 

すっかり陶酔しているー…

 


絡み合う舌の刺激に、

 

完全に逃げる術を失った私は、

 

この状況を

 

受け入れるしかなくなった。

 

 

 

 

大人になって

 

初めて過ごすジュンスとの夜は

 

甘く忘れられない時間として

 

私の心に深く刻まれたー…

 

.

.

.

 

 

「○○、起きて。」



ん…、もう朝?


カーテンの隙間から

 

日差しが差し込み部屋を照らす。

 

 

私の寝顔を見ていたのか、

 

ジュンスがそばに腰掛けていた。


瞬きをして、ガバッと起き上がる。


可愛さも何もない…!


すでにYシャツを着ている

 

ジュンスを見て、一気に目が覚めた。

 

 

「会社間に合う?今7時だけど…」



そう問われて、

 

寝起きの頭で必死に考える。

 

一度家に帰って、服を着替えてから

 

行こうと思っていたけれど。


今日は掃除当番の日で、

 

いつもより早く

 

出社しなければならなかった。


家に戻る時間はない。


このまま直行するしか…

 

 


「会社まで送ろうか?
僕、今日は時間に余裕があるから。」



そう笑顔で提案してくれたジュンス。


あぁ、本当に優しい…!

 

 


「ありがとう。じゃあ…」

 


お願いしますと頭を下げて、

 

私は急いで

 

身支度を整えるために飛び起きた。


そんな様子をジュンスは

 

微笑んで見ていた。



 

準備が整い、二人一緒に家を出る。


ジュンスのお陰で、

 

思っていたよりもだいぶ早く着きそう。


会社近くのカフェに

 

車を止めてもらい、

 

カフェラテとサンドイッチを購入!

 

 


「これよかったら朝ごはんに。」

 


送ってもらった

 

せめてものお礼の気持ち。


ジュンスは笑顔で受け取ると。

 

 


「まだ時間ある?

一緒に食べたいな。」

 

 

「うん、

じゃあ会社の駐車場で。」

 

 

この辺りはオフィス街で

 

公園なども近くにないため

 

このまま職場へ

 

向かってもらうことにした。

 

 

まだ時間も早いため


駐車場も空いている。

 

会社の人とも遭遇しないだろう。

 

すっかり安心しきって、

 

私は束の間のジュンスとの

 

朝食を楽しんだ。

 

 

「あぁ、もうどうしてそんなに

口の周りにつくの?」

 

 

食べるのが早いジュンス、

 

パンやサンドイッチの具が

 

あちこちついていて

 

おしぼりで拭き取ってあげた。

 

 

「ありがとう。美味しいからつい!」

 

 

ウキャキャと笑うジュンスは

 

無邪気でかわいらしい。

 

昨日の夜の彼と

 

本当に同じ人物なのかと

 

疑いたくなってしまう。

 

 

「喉に詰まったら大変だから、

ゆっくり食べてね?」

 

 

そう注意する私はまるで母親みたい。

 

でもそんなやりとりが楽しくて、

 

朝からこの時間に癒されていた。

 

 

 

しばらくして

 

ジュンスの視線が

 

窓の先を見ていることに

 

気が付いた。

 

 

 

 

段々と険しくなっていく表情。

 

違和感を感じて振り返ったらー…

 

 

「…ユチョンさん?!」

 

 

先輩が私たちの乗る車の方へと

 

歩いてきていて、

 

こちらに手を振っていた。

 

慌てて窓を開ける。

 

 

「あれ、今日早いですね?

どうして…っ…」

 

 

動揺を隠し切れなくて、

 

声が上擦った。

 

ユチョンさんは笑顔で。

 

 

「プレゼンの準備があって。

○○ちゃんは掃除当番だよね?」

 

 

そろそろ時間じゃない?

 

 

そう言われて、

 

時計を確認したら

 

先輩の言う通りだった。

 

ジュンスといるのが楽しくて

 

危うく遅刻しかけるところだった。

 

 

「先に行ってるね、また後で。」

 

 

そのあとユチョンさんは

 

ジュンスの方に視線を寄せて、

 

笑顔で会釈して去って行った。

 

 

「ごめんジュンス、

私もそろそろ行かないと。」

 


時間が迫っていることに


気を取られていた私は、

 

食べ終わった二人分の箱を

 

急いで紙袋にしまい、

 

残っていたカフェラテを

 

持って行こうとした。

 

 

「○○、今日何時に終わる?」

 

 

「えっ?

えっと、順調にいけば定時に…」

 

 

「わかった。

じゃあその頃迎えに行くよ。」

 

 

何か美味しいものでも食べに行こう。

 

ジュンスの心情を

 

理解しないまま私は頷き。

 

 

「今日はありがとう。また連絡するね。」

 

 

そう伝えて行こうとしたら。

 

運転席から

 

ジュンスが身を乗り出し

 

私の首筋に手を添え

 

柔らかな唇を押し付けたー…

 

 

 

 

……ジュンス…ッ…?

 

不意打ちのキスに


鼓動が激しさを増す。

 

まさかここでされるとは

 

思いもせず、驚きを隠せない。



少しして解放された唇。


息を整えるも


まだその余韻に頭がボーッとしていた。


朝には少し刺激が強かったような…

 

 

「〇〇と離れるのが惜しくて、ついー…」

 

 

引き止めてごめんねと

 

笑って謝るジュンスに

 

私は頬を赤く染め、急いで車を降りた。



ハッと、その時やっとわかった。


ジュンスは


先輩のことを警戒していたんだって…


ドキドキ高鳴る鼓動。




 

 

まさかそんな私たちの様子を

 

ユチョンさんに

 

目撃されているとも知らずにー…

 

 


*つづく*