幼馴染JS② | 東方神起✩JYJ 妄想ストーリー

幼馴染JS②

みなさん、こんばんはニコニコ


新しいお話も読んでくださり


ありがとうございます赤ちゃん泣き飛び出すハート


今回はジュンちゃんメインの


時々弟チャンミンと思っていたのですが…


最近ある動画を見て、


久々にある方の歌声を聞いたら


感動してしまい赤ちゃん泣きスター


このメンバーにも出てもらいましたニコニコラブラブ

(最初に登場するので

名前を伏せる意味がないのですが笑)


こんな感じでいつもの如く


行き当たりばったりに進んでいきますが(爆)


お付き合いしてくださると嬉しいです爆笑飛び出すハート


では、続きをどうぞ〜スター


※○○にはご自身のお名前を入れてください☆

また実際のメンバーと年齢設定も変えております、ご了承くださいませ(><)


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「へぇ〜幼馴染と再会って、

ドラマみたいな話だね。」

 

 


「そんな大袈裟なものじゃ…
でも本当にびっくりして。」



ランチタイム。

 

会社の先輩であるユチョンさんと、

 

この前の出来事を話しながら、

 

社員食堂でメニューを選び

 

お盆にのせていく。



空いてる席につき、

 

食事をしながら

 

話の続きをしていたら。

 

 

「○○ちゃん、

その彼のこと好きだったでしょ?」

 


えっ、どうして?!


図星を突かれ、

 

飲んでいたお茶を

 

吹き出しそうになった。


そんな私を見て、

 

優しく背中をさするユチョンさん。

 

 

「相変わらずいい反応するね。」


 

私のリアクションが面白かったようで、

 

あははと無邪気に笑っている。


私は咳払いして。

 

 


「…もう昔のことですから。」



そう言って


ご飯を食べることに集中した。


ジュンスを好きだったのは

 

もうずっと昔の話。


今はー…

 

 

「そうだ、これ一緒に行かない?」

 


そう言って先輩が

 

差し出したのは、

 

映画の試写会のチケット。

 

 

「(これ、前から気になってた!)」

 

ユチョンさんと一緒に…?


チラッと顔を上げると。

 

 

「取引先の人にもらったんだ。」

 


会場には仕事関係の人たちもいるけど、

 

軽く挨拶したあとは、

 

気楽に過ごせばいいから。

 


あぁ〜…


仕事絡みの案件ということがわかり、

 

少し肩を落とす。


それでもユチョンさんと


一緒に行けるなら。


 

日にちを確認すると、

 

次の日曜日だった。


その日は確か…


ジュンスとチャンミンとゲーム会をする日だ。

 

 


「都合悪い?」

 


ユチョンさんが顔を覗く。

 

私は首を横に振った。

 

 


「いえ、大丈夫です。」

 


映画が15時からだから…


終わってから合流すれば問題ない。


きっと二人だけでも

 

盛り上がっているだろうし。


 

ー…ということで、

 

その日はまずユチョンさんと映画館へ。

 

仕事関係の人たちに挨拶をして

 

座席につく。


隣には憧れの先輩。


恋人同士ならこういう時、

 

手を繋いだりするのだろうか。


もちろん私たちの間で

 

そんなことは起きない。



思っていたよりも

 

上映時間が長く、

 

外に出ると

 

空は夕暮れに染まっていた。

 

 


「今日はありがとうございました。」



お辞儀をして帰ろうとした。

 

ユチョンさんには

 

この後予定があることは伝えていた。

 

 


「どこまで行くの?

良かったら送っていくよ。」

 


えっ?!


思わぬ提案に目を丸くする。


ユチョンさんの車で…?

 

さすがに悪いと思い断ったら、


行き先を聞かれた。

 

 

「そこなら帰り道の途中だから、

遠慮しないで。」

 


そう言って、

 

ユチョンさんは私を車に乗せた。

 

混雑もなくスムーズに到着。


お礼をしてドアに手をかけると。

 

 


「待って、何かついてる。」

 

 

振り返ると


ユチョンさんの手が、

 

私の髪にそっと触れ

 

そのまま顔が近づいた。


思わず目を瞑ってしまった私。


バカ!目を開けなさい!


心の声に従い、すぐに目を開ける。

 


目の前には

 

ユチョンさんのふっくらとした唇…!!


驚いて咄嗟に距離を取ると、

 

いたずらな笑い声が。

 

 

「ごめん、俺の勘違いだった。」

 


どうやらライトの明かりが反射して、

 

何かついてるように見えたみたい。

 

なんだ…そっか。


私は急いで車を降りた。

 

運転席の窓が開いて。

 

 

「今日は付き合ってくれてありがとう。
じゃあまた会社で。」

 


そう手を振って、

 

車は去って行った。



あぁ、恥ずかしい…


さっきの反応、どう思われただろう?


なんて考えごとをしながら

 

自動ドアの方へ歩いていく。

 

 

 

 

まさか郵便ポストを

 

確認していたジュンスに、

 

見られていたとも知らずにー…



インターフォンを押す。

 

すぐにジュンスが出てくれて、

 

中へと入った。


でもチャンミンの姿が見えなくて、

 

疑問に思っていたら。

 

 


「チャンミンならさっき

会社の上司に呼ばれて出て行ったよ。」

 


え、そうなの?


…ということは、ジュンスと二人きり。


なんだろう、急に緊張してきた。

 

 


「あぁ〜、ごめん!

二人でほとんどお酒飲んじゃって。」

 


空っぽの冷蔵庫を見ながら

 

謝るジュンス。


買い出しに行くから

 

待っててと言ってくれたけれど、

 

私も一緒に行くと告げて、

 

二人で近所のコンビニへ。

 

 

大人になった今でも、

 

こうして夜に


買い出しへ行くのって

 

ワクワクする。


私だけかな?



お店で好きなおつまみやお菓子、

 

お酒を選んだ。


買い物を終え、

 

夜風が気持ちいいなと思いながら

 

歩いていた。

 

するとジュンスが。
 

 


「ねぇ、さっき一緒にいた人って…?」

 

 

偶然見ちゃって。


そう話しかけられて

 

一瞬動揺した。


ユチョンさんといたところ

 

見られていたんだ…!

 

 


「…あの人は、会社の先輩。」

 

 

その後なんとなく

 

ジュンスに聞かれそうなことが

 

予想できたから、

 

私は先回りして答えた。
 

 


「ユチョンさんって言うんだけど。
彼、結婚してるの。」

 


その時ジュンスの歩みが止まった。


驚くのも無理はない。

 

ー…私も初めは知らなかった。


結婚していても


指輪を身につけない人もいる。

 

先輩もその一人で。


また自らプライベートの話をする

 

タイプでもないため、

 

他の人から聞いて後々わかった。


今は理由があって

 

別々に暮らしているという噂が

 

あるけれど。


本人から聞いたわけではないから、

 

真相はわからない。


 


「じゃあ結婚してる先輩に

車で送ってもらったってこと?」

 

 

ジュンスの鋭い視線が

 

突き刺さる。

 

 

「もし会社の人にでも見られたら?」

 


そういう関係だって

 

勘違いされるようなこと

 

しない方がいいと思うけど。
 

 

穏やかなジュンスが

 

厳しく私に意見した。


彼の言うことは正しい。

 

優しさで言ってくれていることもわかる。

 

わかるけど…

 


ただ、先輩の帰り道の


ついでに送ってもらっただけで。

 

それ以上何もないし、

 

何かあったわけでもない。


そもそもユチョンさんには

 

後輩としか見られていない。


ジュンスの指摘に、

 

反論せずにはいられなかった。

 

 


「私が誰といようと

ジュンスには関係ないよね?」

 

 

思わず口調が強くなる。


幼馴染とは言え、

 

ずいぶん長いこと

 

会っていなかったのだ。


ユチョンさんとのことに

 

口を出さないでほしい。

 


自分が一番わかっている。    


好きになってはいけないことも、

 

未来がないということもー…

 

 

重い空気が二人の間に流れた。


静かに雷の音が聞こえた気がした。

 

 

「…僕がどうして戻ってきたかわかる?」

 

 

ふいに問いかけられ

 

顔を上げる。

 

それは確かこの前

 

三人で食事をした時に言っていた。

 

仕事の都合で戻ってきたとー…

 

それを伝えると

 

ジュンスは首を振り。

 

 

「○○に会うためだよ。」

 

 

ジュンスの瞳は真剣だった。

 

会いたかったから、

 

ここでできる仕事を探していたと。

 

本当の理由を知り、

 

途端に鼓動が加速していく。

 

 

「ずっと好きだった。

○○のこと、忘れた日はなかったよ。」

 

 

切ない瞳が私を貫く。

 

ギュッと抱きしめられ

 

その温もりに涙が出そうになった。

 

 まさか両思いだったなんて…

 

 

でも、

 

ジュンスが好きでいてくれたのは

 

学生時代の私…

 

 

「今の私のこと、

何も知らないでしょう…?」

 

 

あの頃とは

 

ずいぶん変わったと思う。

 

冗談ぽく問いかけたら、

 

ジュンスの表情が和らいだ。

 

 

「…じゃあ教えて。

会えなかった時間の分だけ。」

 

 

そのセリフに


ドキッとしたのと同時に、

 

気が付けば


ジュンスに唇を塞がれていた。

 

 

 



*つづく*