サラリーマンCM×JS最終話 | 東方神起✩JYJ 妄想ストーリー

サラリーマンCM×JS最終話

みなさん、こんばんは☆


やーーっと最終話をUPできました笑い泣き


去年スタートしたお話が


今年5月に終わるという(爆)


私のブログでは恒例になっていますが驚き


読んでくださっている方には


本当に感謝の気持ちでいっぱいです赤ちゃん泣き飛び出すハート


現実世界がまぁまぁ試練の連続で魂が抜ける


ここでのみなさんとのやりとりが


私の癒しなんですラブラブラブ



最後はまたウキャンウキャンさんが


ガッツリ登場しますので、


どうぞよろしくお願いしますニコニコスター


それでは最終話をどうぞ〜飛び出すハート


※○○にはご自身のお名前を入れてくださいませ☆


.

.

.



「○○さん、遅れますよ。」



「待って〜。あとこれだけ…」

 


不器用な私は


ネックレスが中々つけられず

 

手こずっていた。

 

すると鏡の中に


チャンミンが映り込み、

 

手際よくつけてくれた。
 

 


「…ありがとう。」

 


いまだにこうして触れられると、

 

ドキッとしてしまう。


もう付き合って半年も経つのに。

 

 


「ほら、行きますよ。」

 


ボーッとしていたら、

 

チャンミンが私の手を掴んだ。

 



ー…今日は職場の同僚の結婚式。


私たちも招待されていて、

 

一緒に行くことに。


会場で他の仲間たちと合流すると、

 

私たちの関係を知っている後輩から。

 


-次は先輩たちですかね!-

 


なんてからかい混じりに言われて。


笑いながらごまかしたけれど。

 


本当は…


そうなれたらいいなぁなんて、

 

考えるようになっていた。

 

でも、まだそれは先の話。

 

一人考えていたら、

 

隣にいたチャンミンが

 

クスクスと笑った。

 

 


「なに?」

 

 


「…いえ。可愛いなぁと思って。」

 


え…?!


最近のチャンミンは

 

自分の気持ちを言葉にして

 

伝えてくれるようになった。


ただ不意に言われると、

 

どう反応していいかわからず

 

照れ臭い。




「…○○さんも

そう遠くないんじゃないですか。」

 


えっ…?


ぼうとしていたら、

 

そっと呟かれた言葉。


それってもしかして、

 

私たちの将来のこと…?!




「ね、今なんて言ったの?
もう一回言って。」

 

 


「聞こえてましたよね?もう言いませんよ。」

 

 

「聞こえなかった!」

 

 

なんて戯れ合うように

 

やりとりをしていたら、

 

それを見ていた後輩たちに

 

笑われてしまった。

 

あぁ、すっかり周りに人が

 

いたことを忘れていた…!

 


もうすぐ挙式が始まるとのことで、

 

私たちは式場へと案内された。



式は二人らしさが溢れる

 

とても素敵なものだったー…


結婚式は、

 

何度出席しても心に響いて感動する。


しばらく私もこの幸せな


余韻に浸れそう。

 

.

.

.
 

 

無事に式が終わり、二次会へ。

 

チャンミンは前々から

 

取引先の人との会食のため、欠席。


一緒に参加したかったけれど、

 

仕方ない。

 

 


「○○さん、

調子に乗って飲み過ぎないでくださいね。」

 

 

本当に

 

迎えに行かなくていいんですかー…?

 

 

「大丈夫!

ちゃんと帰れるから。

終わったら連絡するね。」

 


母親みたいな心配の仕方をする

 

チャンミン。

 

でも気にかけてくれるのは

 

やっぱり嬉しい。

 

連絡すると言ったら

 

納得してくれて、

 

私は手を振って見送った。

 

 

二次会も盛大に盛り上がった。

 

ビンゴ大会では

 

見事大好きなお菓子の


詰め合わせを当てて、

 

喜びのスピーチをした。

 

 

あぁ〜なんて幸せな日だろう。

 

パーティを終え、メイク室へ。

 

新郎から新婦への

 

サプライズの手紙に

 

泣いてしまい、

 

崩れた目元を急いで直した。

 

 

今終わったとチャンミンに

 

メッセージを入れて、

 

エレベーターのボタンを

 

押そうとしたら、

 

引き出物と景品で両手が塞がって

 

手間取ってしまった。

 

本当私って鈍臭い…

 

すると後ろから

 

誰かがサッと押してくれて。

 

 

「ありがとうございます!」

 

 

助かった〜。

 

ホッとして

 

お礼を言い振り向いた瞬間、

 

その姿に目を奪われたー…

 

 

「○○、久しぶり。」

 

 

唖然と立ち尽くす私。

 

ジュンスは笑いながら、


エレベーターの中へと促した。

 

 

ー…親の会社を

 

継ぐことが決まり、

 

ジュンスが会社を辞めて

 

もう半年以上になるだろうか。

 

突然のことで、

 

ちゃんと挨拶もできていなかった。

 

それ以来の再会。

 

 

「元気だった?

ジュンスも二次会来てたんだね。」

 

 

参加者が大勢いたため

 

気が付かなかった。

 

結婚式は仕事の都合で欠席し、

 

二次会からの参加だったようだ。

 

 

「うん。

○○も元気そうで良かった。」

 

 

そう言って

 

ニコッと微笑むジュンス。

 

なんだか懐かしい…

 

この感じ。

 

ずっと一緒に

 

仕事を頑張ってきた同期。

 

助けてもらうことも多くて。

 

ここまで仕事を続けられたのも

 

ジュンスのお陰と言っても過言ではない。

 

 

エレベーターは1階に着き。


 

「それじゃあ私、こっちだから。」

 

 

駅の方を指差して歩こうとした。

 

久しぶりの再会なのに

 

呆気ない?

 

でもこれ以上一緒にいるのは

 

何だかいけない気がして。

 

 

「えっ、家まで送るよ。」

 

 

そう言ってジュンスが

 

荷物を持とうとしてくれた。

 

でも私は断った。

 

 

「あのね、私…」

 

 

そう言いかけたら

 

ジュンスが

 

続きの言葉を引き継いだ。

 

 

「付き合ってるんだよね?

聞いたよ、チャンミンから。」

 

 

えぇ……?!

 

まさかチャンミンが

 

ジュンスに報告していたとは知らず

 

驚いた。

 

 

「“ヒョンに隠し事は

したくないから“って。」

 

 

その表情を見て

 

二人の関係は良好なんだと

 

わかった。

 

良かった……

 

私はジュンスに

 

伝えるタイミングを

 

失っていたから。

 

 

 「これで最後にする。だから送らせて。」

 

 

最後……


その切なげな瞳に

 

胸がチクッとした気がした。

 

迷った挙句、


私はジュンスの車に


乗せてもらうことにした。

 


 

…私も聞きたいことがあった。

 

以前一緒に飲んで

 

記憶をなくした時、

 

謝りたくて連絡をしたけれど

 

折り返しがなくて。

 

そのことがずっと気にかかっていた。

 

 

「あぁ~ごめんね。

あの時は引き継ぎが忙しくて…」

 

 

バタバタしていて忘れていたと、

 

笑って説明するジュンス。

 

 

「そっか。」

 

 

ちゃんと聞けてホッとした。

 

これで胸につかえていたものが

 

とれた、そう思った。

 

 

やがて

 

自宅マンションに到着。

 

 

「ジュンスありがとう。

体に気をつけて、無理しないでね。」

 

 

そう伝えて車を降りようとしたら、

 

名前を呼ばれて。

 

 

「○○…会えてよかった。」



ジュンスが手を差し出す。


握手…?


そっか、最後だもんね。


そう思うと寂しさもあるけど、


私も微笑んで手を出した。


するとグッと引き寄せられ


気が付くとジュンスの腕の中へー…


 

「…ジュンス……?!」


 
 「こんな綺麗な姿見たら、
忘れられそうにないな…」


小さく呟かれた声は

私の耳元に

しっかりと届いて、

不覚にもドキッとしてしまった…!!


 「…ごめん。
チャンミンに見られたら怒られちゃうね。」


僕としては、

友情のハグのつもりだったけど。

そう言ってウハハと大口で笑う。

本当に友情のハグなのかな…?!


 

ジュンスの突然の行為に


ドキドキして、


なんだかぎこちない降り方に


なってしまった。


去って行く車を見送り、


エントランスへと入る。


そんな私を待ち構えていたのは。



 「おかえりなさい。

僕の方が着くの早かったですね。」



マンション内の共有スペースの


ソファから


チャンミンの姿が見えた時は、


心臓が飛び出るかと思った。


 

「チャンミン来てたの…っ…」



どうやら私の家に行くと


連絡をくれていたみたい。


でもジュンスと一緒にいたため


気が付かず…


チャンミンは


私の荷物を持って


先を歩いていった。


まさか、さっきの見られてないよね…?!



…ー部屋に入ってからすぐに。



「そうだ、これビンゴで当てたの!

一緒に食べない?」



お酒の用意と、


お菓子の箱を開けようと


キッチンで準備を始めた。



平静を装いながらも、


内心は気が気じゃない。


その様子に気が付いたのか、


チャンミンが近づいて


一気に緊張がピークに。



 「○○さん、やっぱり二次会で飲みましたよね?」



顔が真っ赤ですよー…


そう言って私の顔を覗き込み、


出していたお酒を


冷蔵庫に戻された。



あぁ〜びっくりした…!!


てっきり


ジュンスと一緒にいた所を


見られていて


それを指摘されるのかと思った。



きっと素直に話した方が


いいのかもしれないけど。


口が裂けても、


ジュンスにドキッとしたなんて


言えない…!



結局チャンミンが


二人分のコーヒーを淹れて


持ってきてくれた。


……美味しい。


自分で淹れるよりも


チャンミンが淹れてくれる


コーヒーの方が


より美味しく感じる。



私への愛情が


プラスされているからかな?


なーんて、


酔っ払いの私の頭の中は


乙女チックで能天気。


そんなことを伝えれば、


"何寝ぼけたこと言ってるんですか"と


ツッコまれるに違いない。



 「少しは酔い冷めました?」



妄想していたら


ふいに目が合いドキッとした。



 

「う、うん…!もうバッチリよ。」


どうやらその返事が

おかしかったようで。

チャンミンの優しい眼差しが

疑わしげな目つきに変わり。

 

「○○さん…

僕に何か隠してません?」



……ギクッ……!!!


バレちゃダメ、ジュンスのことは。




 「そんなことあるわけないでしょ…っ」



なんとか茶化して、


私はすぐにリモコンを探し


手に取った。


そういえばチャンミンと一緒に


観たい映画があったんだ。


DVDももう入っているはず。



 「ね、今からこれ……」


観ない…?という言葉は

チャンミンの唇によって

見事に塞がれた。 

 

持っていたリモコンは


いつの間にか離れ、


彼の手は


しっかりと私の手を握っている。




 


苦いコーヒーの味も、


瞬く間に甘く感じる。


ほろ酔いの身体に、


彼の溶けるようなキスは


段々と思考を奪っていった。



触れれば一瞬にして、


彼のことしか


考えられなくなる。


それも


チャンミンはわかっていて


私を翻弄しているのだ。



まるで

何もかも見透かされているような

そんな感覚。


ただ、信じてほしい。

私にとってチャンミンが

どれだけ大切な人かをー…


『浮気したら許しませんからね?』


もちろんです…!!

って、あれ?

今のセリフは

夢?それとも現実?


こんな私だけど…

どうかいつまでも

チャンミンのそばにいられますように☆



*END*