スカステで2008年版グレート・ギャツビーを放送していて、はぁ~~~っと魅入られてしまいました。

今年の月城・海乃・鳳月による上演作もすっごく良かったです。

が、あさこ率いる当時の月組選抜メンバー+ベテラン専科3名の2008年版は濃かったです!

とにかく、役者揃いといいますか、これぞ舞台劇って感じの演技が繰り広げられてました。

当時も日生で観劇して大感動したものですが、映像でも表情豊かな演者から目を離せませんでした。

現役生徒の若かりし姿もご愛敬❤

組長のるうさん、白雪さん、専科に行ったゆりさん、鳳月さんはバッチリ写っていて初々しい姿が楽しめました。

2008年版で私が特に魅かれたのは、ニック役の遼河はるひ(あひちゃん)!

はまり役でしたね。彼女の大らかで育ちの良いお坊ちゃん(お嬢ちゃん)って感じがぴったり。

大学を出て堅実な生活をしているニック、勝気なジョーダンに振り回され気味なところもかわいらしい。

男役芸でニック役が2番手格だ!とはっきりさせたあひちゃんの力量が素晴らしかったです。

そして、暗黒街の顔役であるマイヤー・ウルフシェイムが越乃リュウ さん!

もうもう、出てすぐマフィアのボスだ!としか見えない、迫力たっぷりの越りゅうに拍手!!!

マートル役の憧花ゆりの(すーさん)も地声の歌が心地よく響きわたり、良かったですよ!

今年版キャストもすっごく頑張ってましたが、宝塚の男役・娘役としての芸歴のなせる差がありました。

トムに関しては、今年版は2番手のちなつさんが演じたこともあり、演出が違いましたね。

今年版はストーリー展開は同じでも、役としての格と演者の個性が相まって、魅力的な男性であると強調されてました。

裕福で高学歴でスポーツ万能、アメリカの貴族~~と自ら歌っちゃうというメンタルも強い男。

デイジーとの関係とか、この辺りは、考えをまとめてから改めて書くことにしようっと。

 

2008年版の感想に戻ると、主役のあさこさん、ヒロインのあいちゃん、それぞれがギャツビーとデイジーの生きざまをよく表現していて、役としての行動に矛盾がないと思えました。

宝塚の男役として、あさこさんは人気も実力も十分なトップスター。

トップとしての経験も積んだ時期に挑んだギャツビー役は、後ろ姿で魅了できる男役芸を発揮した出来栄え。

デイジーを演じたあいちゃん。みほこが退団した後のトップ娘役かと思いきや、残念なことに空席のまま。

それはそれは悔しかったことでしょうねえ。。。

それでも、トップのあさこさんの相手役ができるんだ!と気持ちを切り替えてのデイジーだったのではないかと。

メイクもカツラも本人の顔立ちにあっていて、華のある良家のお嬢様がぴったりでした。

初恋に破れたものの、世間知らず&苦労しらずのまま結婚したお嬢さん奥さんぶりがハマっていました。

赤ちゃんがいながらバレエに熱中するとか、オムツの世話もばあや任せなんじゃない?って思えるの。

あさこの演じるギャツビーには、あいちゃんデイジーがあっていたなあ、と一人でうなずきながら見てました。