230年 シャルルの準決勝 | エルネア王国モニカ国の暮らし。

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エルネア王国の日々の備忘録です。妄想もかなりあります。モニカ国。他のゲームの事も気ままに書いていこうと思います。
多忙のためのんびり更新中です。アイコンは旧都なぎ様のきゅーとなクラシックメーカーより。

任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。

新しい有料DLCー。

サングラスが良きですね


この有料DLC

イムみみセーラーハットめっちゃ可愛いー

子供たちにかぶせてあげたい✧︎*。


数あるブログの中から閲覧ありがとうございます。

 

こちらのブログは

ワールドネバーランドエルネア王国の日々をプレイし、それをもとに書いています。

 

プレイした際のスクショをもとに書いておりますが創作(妄想)も多くございます。

 

創作話が苦手な方は閲覧お控え下さい。



今日近衛騎士隊選抜トーナメントの試合を控えて緊張しているシャルルのため、アトラスはピクニックを提案した。

メンバーは、気を遣わなくていいよう男子のみ。







テリーがヘルマンを驚かせているのがイマノルの息子っぽい。







スタニック

「——って、山岳兵がこんなところで遊んでて大丈夫か?」


テリー

「俺は跡取りじゃないし、若いから配置されるのは短時間だけ」

サンドウィッチを頬張りながら答える。


イノセンシオ

「あんな場所、

長時間いたら、危ないよなー。」

イノセンシオはすでに配置されて戻ってきたらしく少しボロっとしていた。


イノセンシオはマルチネス家の次期兵隊長。アリーチェと結婚すれば、彼は仲間でありミラー家の良きライバルとなるだろう。兵隊長の座をアリーチェと競うことになる。


アトラス

「ゲートの向こうはそんなに危ないのか?」


ヘルマン

「魔獣や魔人がわんさかいる。チレーナさんほどの人でも苦戦するほどだ。とにかく数が多いんだ」


山岳兵隊長のヘルマンはため息まじりに言った。


アトラス

(——そんな場所にアリーチェは毎日行っているのか……仲間が一緒とはいえ怖いだろうな……)


オリオール

「アトラスはアリーチェちゃんが心配だよな」


アトラスの考えていることはお見通しだが、皆からからうような様子はなかった。それだけ皆ゲートでの戦いの厳しさを理解している。


アトラス

「チレーナさんがいるから……大丈夫だとは思う」


ヘルマン、イノセンシオ、テリーが顔を見合わせてなにか言いたそうにしていたが口をつぐんだ。


何を言いたいのかアトラスは察しがついた。


アリーチェは成人したばかりなため、とにかく力不足が否めない。実力がまだまだ足りていないのだ。




ピクニックのあと、あまり認識?していない山岳兵さんを見かけたのでチェック


リュー・コルテス

コルテス家兵隊長ジュリアーナの婿だ。

息子はフランシスコ。

真面目そうな可愛らしい少年である。

彼もまたアリーチェのライバルの1人になるのかもしれない。



夕刻


シャルルの試合がはじまる。

相手は、グリゼルさん。


ここまでは剣の相手をグリゼルさんが下してきたのだろうが、シャルルは銃に強い斧使いだ。


アトラスはこのグリゼルさんを特に警戒していた。



武器の相性ではシャルルに分があるが、かなり年上のグリゼルさんはシャルルよりも実力がだいぶ上。


若いシャルルにとって、強敵の1人だ。




ギリギリのところで、シャルルの勝利。


アトラスは安堵のため息をはいた。



次は決勝戦。

この準決勝を勝ったのでシャルルの騎士隊入りは決定した。


アトラス

「やったな、シャルル!」


試合が終わると、アトラスはシャルルの元へ駆け寄った。


シャルル

「ありがとう……まだ信じられない」


勝利に驚いている様子のシャルル。

間違いなく、彼は自分の実力で勝利をもぎ取り騎士隊入隊の権利を勝ち取った。


アトラス

「飯でも食いに行く?勝ったお祝いにご馳走するよ」


シャルル

「マジ?——いや、それはまた今度行こう。」


なにかに気づいたらしく、シャルルはアトラスの背中をポンと叩いて離れていった。


アトラス「?」


怪訝そうに離れていくシャルルを見ていると人の気配がした。


「アトラス」 


仕事終わりのアリーチェがアトラスに会いにきてくれた。



続く。