216年 ジェレマイア最後の試合 | エルネア王国モニカ国の暮らし。

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エルネア王国の日々の備忘録です。妄想もかなりあります。モニカ国。他のゲームの事も気ままに書いていこうと思います。
多忙のためのんびり更新中です。アイコンは旧都なぎ様のきゅーとなクラシックメーカーより。

任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。


14日





この日


フラグが立っていたジェレマイアは、誕生日を迎えることができた。



リリー

「今日はジェレマイアの誕生日だったね」


ジェレマイア

「そういえばそうだったね」



リリー

「お誕生日おめでとう!」


きっと最後になるであろう、ジェレマイアへのお誕生日おめでとう..




ジェレマイア

「ありがとう、なんだか照れちゃうよ…」




セシリア

「おじいちゃん、おたんじょうびおめでとう!

これ、星空の砂。わたしからのおたんじょうびプレゼント♪」



ジェレマイア

「ありがとう!

こんなプレゼントまでもらって……

大切にするね♪」




セシリア「気に入ってもらえてよかった♪」


フラグ立ったけど..フラグ立って何年も生きれる人がいるからずっとリリーのそばにいてよ。




ご飯のあと、


リリーは椅子に座ってしばらく動かなかった。




21歳になれたジェレマイア


騎士隊長、評議会議長にまで出世した。




隊長だったリリーからジェレマイアが隊長を引き継いだので、この家の家長はリリーのままです..


ここは変わると思ったんだけどなー。

引っ越ししてないから変わらないんだ..



お誕生日なので、みんなでピクニック。



セシリア、チェロ、リンゴ、ヴェルンヘル、ジェレマイア、リリー、魔銃師会の服はギオルギー



かつて王配の、マドックさんにさえ果敢に驚かしたジェレマイアにとって、息子をびっくりさせることなんて朝飯前。





セイ

「と、父さんか…びっくりした……」


ジェレマイア

「びっくりしてんのにあんまり表情変わらないな」


セイの仏頂面にジェレマイアは笑っていた。








しばらくみんなでぽかぽか陽気の中談笑していた。





今日の授業はバーニス先生。

 

 

授業が終わるとロング君が遊びに誘ってくれた。


セシリア

(ロング君を見てると癒されるけど、

やっぱりお友達にしか見えない)



ロング

「じゃあ、牧場いこう!」

 




 


おじいちゃんがいたから挨拶。


仕事なんかしないで遊んでればいいと思う..




草虫探してたら臭くなっちゃった。


思わず見かけたアルフォンソ君に声かけちゃったけどくさい状態でごめんね(>人<;)




レドリーを見かける。


思わず声をかけてしまった!

と思ったら、レドリーも珍しくくさくなっていた..


だめだ、試さずにはいられない..




セシリア

「くさーい!へんなにおいするー!」


お前がいうなw



レドリー

「え?やっぱりにおう?

気をつけてたのになー………」

 


セシリア

「お風呂入ったらきれいになるんだよ〜」

お前もなww




レドリー

「そうするよ…」

 



くさい者同士の会話が終わり、なんとなくドルム山へ。



今日の審判はバーニーだった。



アラルコスとイマノルの試合だった。






バーニー

「勝者は、アラルコス・プラマーさん!」


やはりアラルコスは強かった。


次世代の兵団長の最有力は、アラルコスだ。




アラルコスって目つき悪い感じがするけど笑った顔が可愛いと思う..なんのはなし..




セシリア

「バーニーさんおつかれーさまですヾ(。・ω・)ノ゚ 」


バーニー

「セシリア様もお疲れ様」


イマノル

「あ、殿下じゃん。

俺に会いにきてくれたのー?」


セシリア

「?うん、試合みにきたよー。お疲れ様です」


セシリアが満面の笑顔を見せるとイマノルは頭を撫で撫でしてくれた。


イマノル

「あのリンゴの子供とは思えない可愛さだなー。」


バーニー

「イマノル…セシリア様にまで手を出さないでよ、いいな」


普段温厚なバーニーは、イマノルには厳しい。鋭い眼光を向けられてイマノルはビクリとした。


イマノル

「出すわけないじゃないですかー!リンゴと陛下に殺されそう〜」




バーニーとビビっているイマノルを残してセシリアはダンジョンへ。


この2人と炎獄ツアーです






セシリア

「おじいちゃんつよーーい!」


(自慢のおじいちゃんとおばあちゃん。2人とも大好きだよ……)

 


ダンジョンが終わって帰宅すると

 


ジェレマイアはリリーに話しかけ、



2人はハートを飛ばしてイチャイチャしていた。


セシリア

(わわわ…なんか、見ちゃいけないものをみてる気がする)

なにしてんのかプレイヤーにもよくわからんけどw


リリーとジェレマイア、性格は2人とも負けず嫌いなので、引き継いでからの2人の仲を密かに心配していたのですが、

ジェレマイアの人柄なのかリリーをよく誘って2人で移動したり同じダンジョンにこもったりして仲睦まじくしているのをよく見かけていた。




ジェレマイアの横に寝るリリー..


ちょっとこれは嬉しい..


残りの時間を少しでも過ごそうとしているかのようだ。



 

アップで見たいので近づく怪しいセシリアw


この光景も、もうすぐ見れなくなり、リリーはひとりぼっちになってしまう。




家に帰るとリンゴがヴェルンヘルの横で珍しく眠りについた。



15日


セシリア

「ねーね、おじいちゃん。おじいちゃんはおばあちゃんのこと好き?」


ジェレマイア

「うん、好きだよ」


セシリア

「いいなー」


ジェレマイア

「……殿下にはそういう人はいないの?」


セシリア

「え?!い…いないよ、まだそういう人は…」

セシリアは誤魔化すように視線を下に向けた。


ジェレマイア

「ふーん、そうなんだ」

(これはいるな…)



今日は農場代表のトレーシー・マリンさんの授業


どうでもいいけどマリン姓ってなんか可愛い。

うん、それだけ。



夕刻




隊長ジェレマイア・フォード





相手はこの場にはいなかった。




コルネーユ

「対戦相手欠場のため、規定により___」




コルネーユ

「ジェレマイア・フォードさんの不戦勝と致します」




対戦相手は先日亡くなったウィリー・アモロス



これが、ジェレマイアの最後の試合となった。



対人戦としてはサブリーナさんが最後の試合だった。







不戦勝なのだから、おめでとうというのはおかしいけれど


セシリアには、おじいちゃんに次があるのか分からない。


おじいちゃんに精一杯のおめでとうを言うと、ジェレマイアは笑顔でセシリアの頭を撫でてくれた。




17日はエドモンドの試合。


セシリア

(全力で応援する!)


相手は銃所持の強敵であるディーン。

放っておけば銃持ち隊長は簡単に誕生してしまう。




探索ポイント稼ぎに2人をダンジョンに引きづりこむ。


 

ティアゴから依頼を受けてお小遣い稼ぎ。


セシリア

「導師様って、ママと仲いいの?」



ティアゴ

「さあ、どうかな?悪くはないとは思うよ」



セシリア

「ふーん…」


ティアゴ

「セシリア様は?セシリア様に好きな人がいるってどっかのバカが言ってたけど」


話をすぐさまセシリア自身に向けるティアゴ。


セシリア

「?!へ???い、いいいなよ、そんな人!」


ティアゴ

「相手同い年?ぼんやりしてると成人したと同時に誰かにとられちゃうよ?」

(いるってバレバレだよーw)


セシリア(〜〜もうとられちゃってるもん!)

「導師様のスケベ!」


スケベと言われているティアゴだから自然とそう出たスケベという単語を投げて、セシリアはだっと走って帰っていった。



ティアゴ

「可愛いなー」

ウブな反応に素直な感想を言うティアゴの背後でギオルギーが睨みつけていた。


ギオルギー

「スケベってなんですか?ティアゴさん…まさかダンジョンから出たこの僅かな時間に幼女にまで手を出しているなんて…」


セシリアの捨て台詞だけ聞いたらしいギオルギーは誤解していた。


ティアゴ

「誤解だから」


ギオルギー

「職場の上司であっても、姪っ子が毒牙にかかるのは見過ごしませんよ!」


ティアゴ

「なんにもしてないって」




アホな1日はこうして平和に終わった。