任天堂スイッチ版エルネア王国プレイ日記です。
今回も妄想回。苦手な方は退出を推奨します🙏
家族が1人欠けたマルチネス家。
山岳兵マルチネス家は、バルナバに委ねられました。
超ワイルドな奥さんがいるからきっと大丈夫。
葬儀。
リリー「惜しい人を亡くしたね..」
バルナバ
「ありがとう……
でも最後は安らかな顔だったから」
リリー
「そう...バルナバたちと過ごせてきっと幸せな人生だったんだね」
バルナバ
「そうかもね...ありがとう
きっと今頃は神様のもとで俺たちを見守ってくれてるよね」
ヤーノ市場でニーノさんを見かけた。
リリー「ニーノさん!こんにちは」
ニーノ「こんにちは。今日はいい天気だね」
リリー
「あ、あの..神官引退されたんですね。長い間お勤めお疲れ様でした..でも、まだ引退には早いんじゃないですか?」
ニーノ
「シルピアさんを見送ってから色々考えたんだよ。シルピアさんと同い年なんだ。同い年で農場であんなに元気で働いていた人がガノスに召されしまった...
俺は神官の仕事ばかりで、奥さんとの時間があまり作れなくて、だからこれからはゆっくりと奥さんと過ごしたり子供や孫と過ごそうかなって思ってるんだ,。最後に見送ったのがシルピアさんなのはなんともいえないけど..」
ニーノ君の奥さんは騎士隊のメル・アモロス
夫婦で働いていて素敵なご夫婦だなとリリーは思っていた。
神官の仕事は、人がなくなれば夜、朝と拘束され、行事のたびにお役目がある。
きっととても大変なお仕事だったんだろう。
リリー
「母はニーノさんに見送られて絶対幸せでしたよ。..あ、今度ニーノさんのご家族も誘ってピクニックでもいかがですか?」
ニーノ「いいね、楽しそう。是非行こう」
☆
その日、アマベルが結婚した。
お相手はリリーが気まぐれで帰化させたイケメン旅人さんのピノ。
アマベルはとても綺麗だった。
アマベルが幼い頃から知る母シルピアが
もし生きていたら、参列していたに違いない...
そう思うとリリーの胸が痛んだ。
(奏女の人は最近、ピノ君につきまとっていたらしい...なぜ彼女もちばかりと😭)
☆
薬師の森でせっせとキノコをとっていると、夜になった。
今日は珍しくダンジョンから帰る人影がない。
とても静かな夜。
この前と同じ...
この前バルナバに抱きしめられたことを思い出し、顔が熱くなる。
あ、あれは慰めるためのやつだから!
深い意味なんてないんだから!
リリーはもくもくとキノコをとる。
もう少しマルタケを集めておきたいな..
ふと人影に気づく。
バルナバ「こんばんは、リリーちゃん」
バルナバだった。
葬儀を終えたのが今朝。
彼は疲れた顔をしていた。
リリー
「こんばんは。大丈夫?なんだか顔色が悪いみたい」
バルナバ「少し疲れてるだけ、大丈夫..」
バルナバは真っ直ぐリリーを見つめてきた。
「ううん、大丈夫じゃないかも…」
リリー「え?」
バルナバ「...リリーちゃん、慰めてくれる?」
リリー「慰める?」
バルナバの腕が伸びてきて、リリーはあっという間に抱きしめられた。
バルナバ「しばらくこのままでいさせて」
バルナバの様子はこの前とは違かった。
偉大な母の死、マルチネス家を継いでいく山岳兵長子としての重圧。
色んなものが今の彼にのしかかる。
リリーは黙って、バルナバの胸板に頭を預けた。
どれくらい刻が経ったんだろう。
バルナバが、抱きしめていた腕から力を抜いた。
終わったんだと思いリリーが顔をあげると、
バルナバはリリーの顎をくいっと持ち、
リリーに口づけをした。
リリー「?!」
バルナバの舌がリリーの舌にからみつく。
一瞬、リリーはその口づけに応えてしまった。
バルナバはゆっくりと唇を離した。
バルナバは「おやすみ!」
いつもの余裕な感じはなく、走ってかえっていった。
その場に残されたリリーは混乱していた。
え?
え?
私、今、今...
その様子を偶然見てしまい木陰に身を隠していたルークはため息をついた。