西国三十三所観音霊場① | かのんのブログ~ぼさつ道

かのんのブログ~ぼさつ道

平成の平和を伝えよ
成らせよ

西国三十三所観音霊場は歴史ある観音霊場です。


徳道上人という方が霊場の創始者。
ある日上人様が、仮死状態に陥り、閻魔大王様の御前に呼ばれました。
閻魔大王様は人々の心の乱れを憂い、観音信仰をもって仏心の開花を望まれました。
徳道上人様に三十三の宝印を託し、観音霊場開創を依頼されました。


その故、観音巡礼者が冥府へ赴いたとき、三十三ヶ寺5宝印が押された(おいずるや納経帳)を守持していれば、閻魔大王様より無条件で極楽へ導かれるのです。
閻魔大王様のもとより戻られた徳道上人様は、観音信仰を広めようと奔走されましたが、当時の人々にはなかなか受け入れられず、機が熟すのを待つため、摂津国(兵庫県)中山寺に宝印を納められました。
150603_1655~01.jpg