同じ市内に住んでいる、学生時代の友達とランチに行った。


結婚して、田舎の地方から関東に引っ越した訳だけど、まさか同じ市内に住むことになるとは。


彼女とは大学生からの付き合い。

25歳頃から飲み会(合コン)という名の婚活を始め、ほぼ毎回一緒に行っていた。

もはや戦友。あらゆる思い出がよぎる。



25歳になった当時、このままで結婚できるんか?

と急に焦りだし、雑誌はnon・noからCanCamにシフトチェンジ。


ほんとはお姉さん的な服装より可愛らしい服が好きなんだけど。

婚活となればそうも言ってられない。


デカい私がaiko風な服を着たとて、かわいくも何ともない。


CanCamをお手本に服を買い、

毎週末2〜3日は飲み会を入れていた。

よく体力持ったな。今じゃ無理だ。帰ってドラマ見て寝たい。


毎週末出かけるもんで、親には水商売でもやってんじゃないかと疑われ。

そんな労力は持ち合わせていないし、愛嬌もない。

 

飲み会に行けども行けども成果は出ず。

あの日々はなんだったんだろう。


当時マッチングアプリなんてものがあったらぜったいやっていた。

今でさえちょっと興味がある。マッチングアプリの世界をのぞいてみたい。街コンなども面白そう。ババアなのでもういけないが。


飲み会の成果は出ないまま、5年ぐらいの月日が流れ…

時には気に入った相手に連絡をするも数日後にやっと返事が来たと思ったら、「イチゴ畑に携帯を落として連絡できなかった」というメルヘンな言い訳を当時の私は信じた。

今思うと、んなわけねーだろ!お前はイチゴの妖精か!


20代の飲み会の経験は直接の結婚にはつながらなかったけど、あの経験があったからこそ今がある。と思う。