末原拓馬ひとり芝居
『カスタネット』
この公演は中堅・若手の演劇関係者と老舗劇団が「テント芝居」を通じて交流する企画、赤坂舞台芸術祭2024『紫テント×crossing』(10月24日(木)~10月27日(日)開催)のひとつとして上演されました。
【STORY】
これは昔々の物語。もしくは遠い未来、はたまた現在かはわからないけれど、東か西か北か南かもわからず、遠いか近いかもわからないあるところに、「花だけを創る国」がありました。その国があるとき、「武器だけを創る国」と戦争をすることになりました。しかし、王様は困ってしまいました。王様の国には、武器がないからです。
そこに、処刑される寸前の、ドブロクという名前の悪党がやってきて言いました。
「花瓶に、人々の悪い言葉を吹き込ませましょう。悪い言葉のたくさん詰まった花瓶が割れれば、あたりにいた人間がみんな不幸になると聞いたことがあります。それを武器に、敵国を滅ぼしましょう。
作戦が成功すれば処刑を免れるという条件で、民たちに66の花瓶を配り、呪詛の言葉を吹き込ませることになったドブロクだが、しかしある夜、彼が最後の花瓶を配ろうと訪れた家にいたのは、ひとりの哀れな少女、カスタネットだった。
涙を忘れた悪党と
笑顔を思い出したい少女の
哀しく切なく、そして美しい物語。
2018年の1月に同作品を観ています。もう6年前
とても感動したのを憶えていて、これなら、また観たいと思い、行ってきました。
脚本・演出・出演 。。照明・音楽・美術も。。。末原拓馬という訳で。。。
開場後も美術制作に余念のない拓馬くん
頑張れ~
6年前の記憶をたどってみましたが…
なんだろう、ちょっと違和感がありました。
素敵なお話なんですけどね。
一人芝居でこれだけの作品を演じ切るスキルは相変わらずスゴイな~と思いました。
拓馬くんの熱気とテント内の熱気でとても暑かったです。