劇団おぼんろ 第19回本公演
『瓶詰めの海は寝室でリュズタンの夢をうたった』
【脚本・演出】末原拓馬
【出演者(語り部)】
さひがしジュンペイ・塩崎こうせい・末原拓馬・高橋倫平・わかばやしめぐみ
【ストーリー】
人生に絶望した初老の男性の前に現れた、1人の少年。少年は、「海を盗んできた」と言う。彼が手に持っていた小さな瓶の中には、海がつまっていた。そして、少年は男の前で瓶を叩き割る。すると、そこから大海原が広がる。。。。
劇場で観ようと思ってチケット取っていて、、、最後まで迷いましたが、諦めました。
この週の東京都の新規感染者数は8/13で5773人。尋常じゃないです。
おぼんろさんの公式HPには払い戻しについての案内の記載はなかったのですが、「何でも聞いてください」のお問合せフォームがありまして、そこから聞いてみたところ、自治体からの呼びかけに応じて観劇を取りやめる方には個別で対応しています。。。と後日返金頂きました。
なので、配信で観ました
素敵なお話でした音楽も美術セットも語り部さん達のお芝居も魅力も変わらず。。。でした
でもね。。。なんか違う。心に響かなくなった。
配信で観てること自体に「おぼんろ」は無理がある。
客席と舞台の境目がない所で、時には縦横無尽に走りまわり、すぐ横で役者さんの息遣いが聞こえる。汗が飛んでくる。凄い迫力で、自分もその物語の住人になれる。
劇場だったり、テントだったり。。。距離感が他の劇団とは全く違うのが最大の魅力だった。
この現状では言っても仕方ないことなんですけどね
劇団を運営していくにはお金がかかることもわかるし、いつの日か、また、以前のような作品に出会えるように、少しでも力添えしたい気持ちはあるんだけど。。。今!心が動かないものに対価を支払うって言うのも、正直難しいです。配信中、投げ銭はしましたよそんな気持ち。