反応工程 千穐楽
【作】宮本 研
【演出】千葉哲也
【キャスト】
天野はな、有福正志、神農直隆、河原翔太、久保田響介、清水優、神保良介、高橋ひろし、田尻咲良、内藤栄一、奈良原大泰、平尾仁、八頭司悠友、若杉宏二
初日ぶりの観劇でしたいいお天気
客席に知ってるお顔もチラホラ
がっつりお話はできませんが、何人かはご挨拶程度、距離を取ってできました。
それでも、嬉しいものです
ロビーにいたテディベア(初日の画像だったかもしれない)
前回、観劇した時にピンと来なかった専門用語とか時代背景とかは、かなりわかってましたので、すんなり世界観に入っていけました。
なので、今回は音楽とか照明の入り方とか場面転換の絶妙さとか、、舞台全体を楽しめたような気がします
演出の千葉さんは役者さんとして、劇団☆新感線の「髑髏城の7人」などでも観てますし、演出作品としては2011年11月に観た【袴垂れはどこだ】という作品が強烈に記憶に残ってます。
ステージングの色々に気づくと「さすが千葉さん」って気持ちになりますね~。
この座組の一員として、記憶に残る演技ができて、奈良原くん、本当に良かったね~
終戦後の復興していく彼らの生活が最後に描かれるのですが、ハッピーエンドかと思いきや、、、
ヒロイン正枝ちゃんが爆撃で命を失って、一人暮らしになってしまった父親であり、現場の責任工だった荒尾さんの言葉の重さとお茶を入れるあたりの演技。。。ず~~~んとのしかかっての終わりでした。
「戦争はダメだ、人が死ぬ」
今も世界のどこかで続いてる戦争、紛争、テロリズム。。。
命の大切さ。
自分一人ではどうにもできないことかもしれないけど、忘れてはいけない。
語り継がなければいけない。
そう思いました。
7/25の東京都新規感染者は1763人。
4回目の緊急事態宣言でコロナ感染症第5波。。。
この後、大規模なピークを迎えます。
戦争ではないけれど、平時だったら、難なく入院して手当てして、救われた命が助からないことも。
そんな現状が、今のこの世界にはあります。