東京版『吐露』
■作・演出 えのもとぐりむ
■キャスト
松田大輔 菅井玲 竹石悟朗 イマニヤスヒサ
「吐露」の意味は心に思っている事を隠さずに打ち明ける事。
なんとなく。。。「吐」という漢字から「嘔吐」を想像してしまいましたが、、、舞台中にそんなシーンもあったりしました
東京版、、というのは以前、愛知で公演があったからみたいです。
お目当ては竹石悟朗さん
ぐりむさんも。。。居酒屋ベースボールって劇団の作品を2作品ほど観てますし、いい作品だったので、今回はどんなお話なのかな~っと期待していきました
こっちの予定の方が先に決まってて、マチネのロミジュリの方が後でした。。。
同じ日に観たのは失敗したなと、自分のスケジュール管理に反省をしました
切り替えができなさ過ぎた
絢爛豪華なミュージカルの夢の世界から突き落とされた感がありました
4人の役者さんのお芝居は良かったし、惹きこまれる部分もあったし、なんと言ってもお目当ての悟朗さんが可愛らしくて、愛おしくなる「テンパ」という青年を演じてたのがすご~く良かった
菅井玲さんも素敵な女優さん
バラバラ死体の入った大きなバッグを踏みつけるところの目の演技が凄すぎて、わぁ~、この女優さんめっちゃ怖いぃ~(褒めてます
)凄い~と思いました
。。。そうなんですよ。バラバラ死体をめぐる会話劇でして。。。
カバンを開けて、血まみれのマネキンの頭のようなものを触るシーンが度々ありましてですね。。。
手や服にべったり血糊が付いたり。。。
カバンの中に「ケン」役のイマニヤスヒサさんが嘔吐する芝居もありました
私、舞台との距離が1mもないような最前列の小さめの椅子に座ってたんですよ。
チケット完売で何とか座席を増やそうと制作さんが頑張って増席されたので、、、近かった。。。近過ぎました
手を伸ばせば、(死体の入った)カバンに手が届くかも?くらいの。。。
偽物です、人形です、、、そんなことは百も承知ですが、、、思いのほか心的ダメージが大きかった
物語の世界に入り込む以前に、小道具に拒否反応出てしまって、もう少し後ろの席から観ればよかった。と後悔することしきり
わずか3公演しかない、言わば幻の舞台でしたが。。。
もし、もう一度観るチャンスがあれば、心の準備をして、座席の位置もちゃんと考えて、作品を楽しみたかったな~と思いました