劇団チャリT企画#31 旗揚げ20周年記念公演
パパは死刑囚
★脚本・演出 楢原 拓(chari-T) |
★キャスト
熊野善啓、内山奈々、小杉美香、阿比留丈智(以上、チャリT企画)
丸尾聡、みょんふぁ(洪明花)、岡田一博、鳥越勇作(椿組)、森田匠(TRASHMASTERS)、エンドー・チェーン、石崎和也(動物電気)
倉林えみ(離風霊船)、兼本得義(俳優座)、菊池真琴、山本郁、大森つばさ、奈良原大泰、竹田茂生、古堅裕貴
中出佳範、相賀佑香、澤あやみ(露と枕)、他
★ストーリー
結婚おめでとう!執行します!
ふざけた社会派・チャリT企画がお送りするブライダル茶番コメディ
ニュースを見ると毎日必ずどこかで誰かが殺されているような気がしますが(とは言っても戦後日本の殺人被害者数はピーク時よりも8割減少している)、日本ではそのうち半数以上は親族同士の殺人だそうです。
今回の作品はそれを題材に、夫が妻と義父を殺して死刑判決を受けた実在の事件から着想を得ました。子供にしてみれば、殺人事件の被害者遺族である同時に加害者遺族でもあり、さらに母親が殺された上に死刑によって父親も殺されてしまうわけで、そんな彼の心中とはどういうものなのだろうかという想像が出発点になっています。
とても複雑で深刻な問題ですが、そこは我々「ふざけた社会派」、一歩引いた目線から面白おかしくユーモアたっぷりに描きたいと思います。舞台は結婚式場。新郎の父親<パパ>が死刑囚であるということから晴れの式典は大騒動へと発展していきます。人は死にますがコメディです(笑)。
ふざけた社会派・チャリT企画がお送りするブライダル茶番コメディ
ニュースを見ると毎日必ずどこかで誰かが殺されているような気がしますが(とは言っても戦後日本の殺人被害者数はピーク時よりも8割減少している)、日本ではそのうち半数以上は親族同士の殺人だそうです。
今回の作品はそれを題材に、夫が妻と義父を殺して死刑判決を受けた実在の事件から着想を得ました。子供にしてみれば、殺人事件の被害者遺族である同時に加害者遺族でもあり、さらに母親が殺された上に死刑によって父親も殺されてしまうわけで、そんな彼の心中とはどういうものなのだろうかという想像が出発点になっています。
とても複雑で深刻な問題ですが、そこは我々「ふざけた社会派」、一歩引いた目線から面白おかしくユーモアたっぷりに描きたいと思います。舞台は結婚式場。新郎の父親<パパ>が死刑囚であるということから晴れの式典は大騒動へと発展していきます。人は死にますがコメディです(笑)。
旗揚げ20周年とのことですが。。。お初の劇団さんです

ふざけた社会派。。。ですか。。。ふむ。
応援してる奈良原くんが出演されるので観に行かないとね

丸坊主も少し伸びてきましたが、この髪型を生かしての僧侶役もこなしてました

さすが
転んでもただでは起きない男
(←使い方が微妙に間違ってますね
)



あとは主に新婦側の友人代表で余興をする青年役を演じてました

役者さんは上手い方とそうでもない方も混じってる。。。よね、って印象でした。
笑いあり、涙あり。。。で、やはり母親役の方に感情移入しちゃいますね。泣きましたぁ

育ての母役のみょんふぁ(洪明花)さん、すごく良かったです

死刑制度について考えてみてください。って投げかけられた気がしましたし、実際、考えてもみました。
花嫁のドレスがと~~っても素敵だったのと、それを着こなしてる花嫁役の菊池真琴さんがとても美しくて、ラストの結婚式のシーンは大団円で終わるのかな。。。色々あったけど、幸せになってね。。。って涙をぬぐいながら観ていると、推しの奈良ちゃんは新婦の友人でワイワイしていなくてですね。。。舞台奥の2階になってる所で僧侶の役。
中央には死刑執行寸前の頭から袋をかぶせられた死刑囚の姿。。。

う~~~ん。。。ちょっと嫌な感じだなぁ。。。と思っていたら、、、
最後の最後に天井から首を吊った人形がどーーーんと投げられました。美しい花嫁の目の前に

もちろんドキッとしましたし、バンジージャンプのように揺れ動く等身大の人形に嫌悪感を覚えました。
演出さんの意図するところ、理解ができませんでした。
後ろにいる布袋をかぶせられた人がいるだけでも、気持ちにダメージがあるのに、さらにって。。。

舞台ってラストシーンが大事だと思うので、そういった意味では残念な作品でした。
コメディとも思えなくなっちゃったし、せっかくいい役者さん使って、良いエピソードもある脚本なのに。。
でもまぁ、あのシーンが良かったと思う方もいるかもしれないので、あくまで、私個人の印象です

奈良原くんには良い経験になったのではないかな~と思いました

これからもどんどん、ご出演舞台が控えているので、楽しみです
