ウィーン版ミュージカル
エリザベート20周年記念コンサート
~日本スペシャルヴァージョン~
初めて行きました!地上11階・天空の劇場
東急シアターオーブ
窓が大きくて外からの光が入りまくるので。。
見辛くてすみません
※ドイツ語上演・字幕スーパーあり
【出演】
マヤ・ハクフォート(エリザベート)
マテ・カマラス(トート)
ルカス・ぺルマン(ルドルフ)
Bruno Grassini(ルイジ・ルキーニ)
Andre Bauer(皇帝フランツ・ヨーゼフ)
Gabriele Ramm (皇太后ゾフィー)
Thorsten Tinney (バイエルン公爵マックス)
Elissa Huber (ルドヴィカ公爵夫人/フラウ・ヴォルフ)
☆ドイツ語上演(日本語字幕あり)
【脚本・歌詞】ミヒャエル・クンツェ
【音楽】シルヴェスター・リーヴァイ
【総合演出】ロバート・ヴァン
【振付】ドリスマリー・マリス
【照明】アンドリュー・フォラー
東宝のエリザベートは何回も観ているので。。。
ドイツ語はわからないですけど、
字幕スーパーは見なくてもストーリーも楽曲もわかっているので楽です
既に観てきた友人たちからの情報で。。。
キャストの素晴らしさ、フルオーケストラの素晴らしさなどなど聞いてましたので、ワクワクでしたねぇ
美貌を武器にしたオーストリア皇后・エリザベート。
45歳のマヤ・ハクフォードさんは気品があって美しく、歌も鳥肌もの。。。
素晴らしかったです。
特に肖像画になって登場してくるあたりからはフルメイクで美しかったのですが。。。
晩年の老けメイク。。。は、まだいいとしても・・・
少女時代のナチュラルメイクには...厳しいものがありました
どうしても、デコルテに無理があります。
まぁ、若き日のフランツ皇太子も・・・いきなりの中年皇太子で登場だったから、バランス的にはイイのか?
ルキーニ~~Bruno Grassiniさん
日本ではただ一人の人がシングルキャストで演じているので、もう食傷気味です
チャーミングなルキーニ歌もダンスも素敵でした。
ルドルフルカス・ペルマンさん
物凄くイイ。。。世紀末の苦悩する皇太子そのもの。
美しい顔の造形とスタイルの良さは古川くんのルドルフを思い出しました
・・・そこで残念なのがトートダンサーですよ
女性2名とその女性たちに身長を合わせたのか、小柄な男性2名・・・
最初に登場してきたときから嫌な予感はしてたのですが。。。
ママ鏡を歌い終わってからの~~
トートによる【死のキス】の場面で。。。
東宝版では8名の長身でダイナミックな男性トートダンサーたちに振り回されて、舞うように舞台上で翻弄されていくルドルフ。美しいんですよ
しかーし、ウィーン版の4名は確実にルドルフより背が低いので・・・
翻弄できない!投げ飛ばせない!
・・・なので・・・まさかのGUNを床に置いて、滑り飛ばす?演出。。。
そのGUNを追って、床を這いつくばるルドルフ
うそ~~~ん!!あり得ない!!
美しくない!!!ルド本人が美しいのに、何たる無駄使い!!
万里生ルドのように頭を回しながらこめかみにGUNを当てて、倒れることもなく・・・
死のキスをされて、そのまま倒れ込む。。。残念無念。
あと、もう一つ、残念ポイントがっ
ミルク
東宝版だとアンサンブルキャストの一番の見せ場でありまして。。。
岸祐二さん演じる、革命家エルマーの熱い迫力あるダンスにいつも目を奪われたり・・・
その他にも白石拓也くんとか目を引くキャストさんが必ずいて。。。
『子供に飲ませるミルクがないんだ!』『皇后はミルク風呂に入ってるって?!』『この国はダメだ!革命だ!』という民衆の怒りや憤りがその眼の中に・・・ステップを踏む足音に響いてくるくらいのナンバーなんです。
確かに皆さん、歌は上手いです。ダンスも上手いです、揃ってます。
でもPASSIONが感じられない『ミルク』じゃダメです。
白く綺麗にメイクされた顔、揃った美しいブルーグレーの衣装。ミルク缶。。。
なんで、こんな演出??
さてさて・・・
マテ、マヤ、ルカスのサイン入り写真~
カーテンコールはあっさりで。。。
期待してたニホンゴのご挨拶も歌もなかったのですが。。。
これがあったから?