チョコレート×11の悲劇 | すもぽみかのブログ

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「チャーリーとチョコレート工場」という映画があります

監督は「シザーハンズ」のティム・バートンさん
原作は児童文学の巨匠、ロアルド・ダールさん
それぞれに素晴らしい作品をたくさん世に出しているお二人です


ドラマチックな背景がありつつ、
とにかくチャーリーがチョコレート工場の見学をする物語です


その工場が動くお菓子みたいなとこで
遊園地の遊具がぜんぶチョコチョコがけメカみたいな

とてもカラフルでおいしそうで幻想的なんです



でね、
チャーリーと同じく工場見学にきた少年が
チョコレートの川に入っちゃうシーンがあるんですよ

まずチョコレートの川があることに感動するんですけど、
さらに


入れるんだ!!
って

飲めるんだ!!!
って



私とて曲がりなりにも女子
甘い食べ物に身を任せる夢はずーーっとあたためてきたわけで
しかも幅広く夢見てきてて

それはもう、パイ投げからしずかちゃんのお風呂まで
もちろんチョコにダイブもシミュレーション済み

無印良品の「あなたも作れる!お菓子の家キット」も創作済み


そこへ満を持してチョコレート清流の登場!!
さすがに興奮しましたー




でも
やっぱり
私はアラウンド25世代だった

夢に現実というモヤがかかってしまうんですよ


気づいちゃったんです




「あのチョコレートの川ってもしや撮影用のただの茶色いペーストじゃない?」

ってね


「少年おいしそうに舐めてるけど、あのドロドロ感、美術さんの仕事の賜物じゃない?」
「少年役の少年、演技力ぱない」
「こうゆう子が選ばれるんだわ、オーディションとかで」
「よく見ると舐め方がユーモラスで上手いな」

ってね。。



途中から想像力を使う方向をまちがえてしまう悲劇

今さら実感する大人化現象の悲劇

それは身長は伸びないが体重は増えたりする悲劇

それでもチョコレートを食べてしまう悲劇

そうして、文中に
チョコレート」が11回も出てくる悲劇



早くバレンタインになあれ!