ひゅうがのことがいつも頭から離れません。
ひゅうがは8月に
他の兄弟と一緒に保護された子猫で
FIPかもしれないという
疑惑が浮上してからは
ずっと悪い夢を見ているようでした。
FIP とは「猫伝染性腹膜炎」といって
確定診断が困難な
罹患すればほぼ 100%が死に至るという
猫にとって最も恐ろしい病気です。
この病気を引き起こすウイルスは
元々体内にあった「猫腸コロナウイルス」が
なんらかのきっかけで突然変異を起こして強毒化したものです。
(人の新型コロナウイルスとは関係ありません)
最初にひゅうがの異変に気づいたのは
保護から10日ほど経った8月23日のこと。
預かって下さっていたドリさんから
「ひゅうがの体重が増えません、それどころか昨日より減っています💦」
と連絡がありました。
でもすごく嫌な予感がしました。。
子猫の体重は本来は増え続けるものであり、
減少するのは何か原因が疑われます。
すぐに病院に連れて行って頂きました。
その結果血液検査では
A/G比(アルブミン/グロブリン比)低下、
エコーで少量の腹水も有り、
貧血も少しあり、リンパも腫れており、
FIPの疑いもあるとのこと…
FIP…
最も聞きたくなかった病名に
血の気が引きました。
すぐにルゥちゃんが迎えに行き
まみだぬきさんの保護部屋に引き取りました。
FIPの治療法は確立されておらず
対処療法しかありませんでしたが
数年前からGSやムティアンという薬を
84日間投与して
寛解しているケースをよくSNSで見かけるようになりました。
でもその薬は日本ではまだ認可されておらず
目が飛び出るような高額です。
それを使うべきかどうか。。
本格的に使うことになればおそらく
100万でも足りない金額になります。
でも悩んでいる時間はありませんでした。
最初はGSをはじめてみて
一時は少し元気になったように見えたのですが
10日後に数値がさらに悪化。
少しづつ増えていた体重もなぜか一気に減少
違う病気なのかもしれない
何もわからなくて
進むべき道も見失いました。
そして
いくつかの病院に相談しに奔走。
どちらの回答も
FIPに対して限りなく黒に近いグレー
消去法で行くとFIPしか残らない
とFIP濃厚
それなら1日でも早くムティアンをと
ここでも確定診断がないままに
ムティアンを開始したその日
もう手遅れなのか
ぐったりしてしまいました。
このまま看取りになるのか…と
ふと頭に過ったものの諦められず
ルゥちゃんといつもお世話になっている病院に走りました。
静脈点滴とステロイド投与の為に預かっていただき、夕方にまみだぬきさんとお迎えに行くと
目を疑いました。
なんと復活したひゅうががそこに😭😭😭✨
それからはムティアンとステロイド療法を併用して、数値も劇的に改善しました。
他の病気の可能性も示唆されていますが
FIPは致死的な病気です。
その可能性がある限り
簡単にはムティアンは止められません。
今、ひゅうがは少し元気になり
少しですが自らも食べてくれるようにも
なりました。
先日体重もやっと、
やっと1kgを越えました。
子猫らしい動きも出てきて
おもちゃで遊ぶことが増えました。
まだまだ安心できませんが
そんな変化を喜びたいです
小さな体で痛みにずっと耐えて
頑張ったひゅうが。
ステロイドが効いているのか
ムティアンが効いているのか
まだわかりません。
今後の方針もまだ見えなくて手探りですが
ひゅうがは必ず元気になると信じます。
ここまでの医療費をご支援から
支払わせて頂きました。
ひゅうがの方針が定まらず、なかなかご報告ができませんでした🙏
8/24 10,120円 8/27 1,020円
8/27 16,570円 9/ 9 9,570円
9/12 11,550円 9/13 22,100円(ムティアン)9/13 9,250円 9/14 6,639円
9/19 21,560円 (ムティアン) 9/19 5,180円
9/21 3,570円 9/23 21,560円(ムティアン)
計138,689円
(領収書はブログ末尾にてご報告がさせて頂いています)
ありがとうございました🙏
☘️
ご支援の御礼てす
ワタナベフサコ様
コムカイヒトミ様
ヤマシタカツミ様
タマハナ様
ニシケイコ様
カシワバラエミコ様
「神戸ねこのひかり基金」に
ご寄付をありがとうございました🙏✨
残額126,928円
(9/30現在)
皆さまのご支援のおかげで
活動ができています。
心より感謝申し上げます。
ありがとうこざいました。