巣立ち | 子育て卒業後の私の日常

子育て卒業後の私の日常

2人の娘が大学進学を機に家を出て、現在は夫と2人暮らし。
丁寧な暮らしと美しく歳を重ねていくことに憧れているそんな私の日常、日々思うことを綴っています。




家の前の桜が満開の3月最後の土曜日早朝。
長女が大学進学の為に引っ越しました。




寂しさで泣き出しかねない私は
巣立っていく子供を笑顔で送り出せるよう
何年も前から心づもりをしてきました。




その甲斐あってか
出発の朝、玄関前で記念撮影しましたが
泣かずに笑顔で撮影出来ました。
でも今振り返ってその写真を見ると
胸の奥がつーんとしてしまいます。




引っ越しの日は
大きな段ボール類は業者さんにお願いし
小物を車のトランクに乗せ
夫の運転で車を走らせ長女の下宿先へ行き
家族みんなで家具、家電を設置し
小さいながらも長女のお城を完成させました




下宿先は大学にも私の実家にも近く
引っ越し作業の後は
実家に立ち寄り引っ越しの挨拶を。




母は大好きな初孫の大学入学と
近くに越して来たことが嬉しくて
思わず感涙してました。
父も生きていたらどんなに喜んだ事か…




でもきっと空から私達を見守りながら
私達と一緒に喜んでくれていると思います。






入学式、保護者は参列出来ませんでしたが
門の前まで一緒に行き
写真を撮る事は出来ました。





入学決定後からインスタやツイッターで
同じ大学の新入生同士やり取りがあり
入学式やオリエンテーションでは
実際にお会いして盛り上がるという
現代ならではのやり取り&友達作りに
ある意味感心してしまいました。




履修登録も完了し、バイトの面接にも行き
着々と新生活が始まっています。
一人暮らしの新生活とはいえ
幼い頃から長期休暇のたびに訪れていた
慣れ親しんだ街並みのため
ホームシックもなく、楽しんでいる様子で
送り出した私達もホッとしました。







娘の新生活の準備をしながら
自分が結婚する時に両親が同じように
様々な支度を一緒にしてくれた事を思い出し
当時の親の気持ちを理解しました。





子供を育て、送り出すまでは
本当にあっという間で
子供が自分の元にいてくれるのは
僅かな期間なのだと
頭ではわかっていたのですが
いざその時を迎えてみると
ホントに早かったなー実感




順調にいけば次女も2年後には巣立ち。




この2年も大切にしていこうと
つくづく思います。