もう師走ですね。
冬はこれからですが、一足早く桜名所めぐりの日帰り旅を記事にします。
ココと出かけた順番にアップしていますので、
現実の季節と大きくズレてリアル感がいまひとつですが、
来春のお花見のご参考でもなればと ・・
2016年4月10日 ココ 9歳2ヶ月。
山梨県内のさくらの名所に出かけました。
高山神代桜
北杜市の実相寺境内にある、樹齢2千年の日本ダントツ最古の桜です。福島県の三春滝桜と岐阜県の根尾谷淡墨桜と並んで日本三大桜の一つ。
ここには、1年前(2015年)にも行っているので、両年の写真を混載します。
最初の印象は「あれ? 思ったより小さい」でした。2年前に見た三春滝桜の大きさが、頭の中に残っていたようです。でもよく見ると、太い幹は根元近くのところで朽ちて無くなっています。2千年の間、何回も衰えと快復を繰り返しながら毎年花を咲かせ今の姿になったことを思うと、ただただ恐れ入るばかりです。
元気をもらいました。ココも元気をもらったかな?・・なんだか、ムズカシイ顔してるけど。
汚らわしい人間がこんなに近づいていいのかな?なんてことを本当に思わせる神木です。
境内には神代桜ばかりでなく、枝ぶりのよい大きな桜が30本ほどあり、それがまた広い境内を覆い尽くすほどに見事な花を咲かせ壮観です。
ココもこんなところを自由に歩けるんだから幸せだね?
でもない??
実相寺の西側は甲斐駒ケ岳をはじめとする南アルプスの山々がそびえています。
参道横の花畑には白や黄色の水仙がちょうど同じ時期に花開き、花 x 桜 x 山がつくり出す景観の何と素晴らしいこと!!
アルペンホルン! 何か催し物があるのかな?
南アルプスのおひざ元なので違和感ないですね。聴きたかったなぁ・・
三春滝桜の子桜が植えられていました。どこかでつながっているんですね。
満開時(毎年4月10日頃)は観光客で大混雑しますが、それでも実相寺横の駐車場に駐車できました。
毎年でも行きたいところです。おススメです。
眞原(さねはら)桜並木
神代桜のすぐ近く、車で5分のところにあります。
約750mある通りの両側にソメイヨシノ約200本が植えられていて、ここも北杜市の桜の代表的な名所になっています。樹齢は40年そこそこらしいですが、木も大きく育ち、見ごたえ十分でした。
桜並木から外に出ると、そこからの甲斐駒ケ岳の雄姿は迫力満点でした
「しだれ桜の里」もあって観光客で賑わっていました。
こちらもおススメです。
実相寺も眞原桜並木も、ワンコがたくさん来ていました。
ココは写真を撮られたり、頭を撫でてかわいがられたり、人気者でしたよ。
神田(しんでん)の大糸桜
2015年は眞原桜並木を散策したあと、小淵沢方面に北上して神田の大糸桜へ向いました。
樹齢400年の枝垂れ桜の巨木です。
周りが田んぼの見晴らしのよいところにあって、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳、富士山などに囲まれています。
どの山もすぐ近くにあるかのような大きさで迫ってきます。
ちょうど治療中でした。そのため人もまばら。
木の勢いが衰退しているようで、枝がかなり大胆に切り詰められて、周りには防風ネットがかけられていました。今はもう快復しているかな?
神代桜に比べたらまだまだひよっこ。頑張って欲しいです。
慈雲寺の枝垂れ桜
2015年は別の日に、甲州市の慈雲寺に出かけました。ここも山梨のさくら名所のひとつ。
参道では樋口一葉さんの石像が迎えてくれます。
境内には、樹齢300年を超えるイトザクラがあり、ちょうど満開でした!イトザクラの周りは観光客でいっぱい。
(樋口一葉 文学碑)
お社より大きく(高さ15m)、樹形もきれいで、地面すれすれまで垂れさがった枝のピンク色の桜とココを一緒に写真に納めることができました。
木の下に入って空を見上げると、これまた絶景です
一本でも存在感十分。魅了されました。
こちらもおススメです。
山梨には日帰りで行けるので、シニア・ココにはあまり負担は掛からなかったと思いますが、それでも、16年ココより15年ココの方が元気そうに見えるのは気のせいかな。