前々回、手術のことを書いたので今回は術後から入院中のハプニングまでをざっくりと!笑

2019年7月30日に整形外科病棟に入院
2019年7月31日に鏡視下関節包縫縮術
        鏡視下前、後関節唇形成術
(関節鏡の手術なので数は小さいです!)
穴が縦5mm×横4mmが5箇所くらい!今となってはケロイド体質な私ですらもうほとんど分かりませんがお酒とかを飲むと分かりやすいです。笑

2019年8月1日朝食から食事開始(術後消化食)
→つまりお粥とゼリーと柔らかい食べ物など。

ここで事件は起こった。
朝看護師さんがベッドの頭を上げて食事のセッティングをしてくれた。
ちなみに崖っぷちは元々箸は左利き。便利!笑
食欲はわかないけどゼリーだけでも食べるかー。とスプーンを持つにも10kgの鉄アレイくらい重くて力むと右肩が痛いからそんな力は出せないし…
なんでこんなにスプーン重いの!?と思いながらもなんとか持ち上げてゼリーの上に置いた。気がしたけれど定かではない。

そしてそのまま力尽き食事に頭を突っ込むと同時に床にトレーや食器などが落下し物音とともに看護師さんが駆けつける。

これが起立性低血圧というものだ。
起立性というけれど必ずしも立ってなるわけではない。起き上がりやベッドから足を下ろした時、座った時、立ち上がった時、歩き出した時など動作に伴い急激な血圧低下を言う。

顔面蒼白、冷汗著名、血圧低下、意識低下。(だったらしい)
慌ててベッドを倒されて足を上げてとりあえず脳へ血液を戻す。

ちなみに2020年8月6日にも人工呼吸器抜管後のリハビリ時に起立性低血圧で同じようなことになった。笑



話は戻って…そして手術翌日からリハビリは始まる。肩は動かしてはいけないので肘の曲げ伸ばしだけではあるけれど…
ちゃんと電動ベッドを徐々に上げて血圧が下がらないのを確認しながら起き上がる。そして腰をかけて少し足首を動かしてから立ち上がってみる。
(職業病だなぁ…とつくづく思った。笑)

ただ今まで自由に私の肩は前後、下方に亜脱臼を繰り返す暴れ馬だったのに一夜にして窮屈なくらい肩が圧迫されている感覚…居心地が悪い…

日に日にリハビリをこなして過ごし、少しずつ余裕が出てきた。
でも、やっぱり肩の居心地が悪いのは変わらなかった。

装具固定は7月31日〜9月18日まで。
装具固定が残り5週間くらいの頃歩いていて躓いた。それと同時に右肩からパキッ って音が聞こえた。そして襲いくる激痛。
何もしてなくても、寝てても、リハビリをしていても痛くて痛くてじっとしていられない。

しかし痛みがバレることが怖くて体力維持です!なんて言いながらウロウロ歩いて気を紛らわせた。

いよいよ耐えられなくなり、断眠になり体もきついので主治医に疼痛コントロールをお願いした。
不安定感は?との問いには全くありません。とずーっと言い張った。


もともと飲み薬はカロナール、ボルタレンが1日の最大量使っているため使えるものも少なく…
ソセゴンという強い痛み止めを生理食塩水と混ぜてゆっくり点滴で入れることになった。


痛みが落ち着く事があり少しウトウトできるようになった……がその反面 食欲不振、吐き気、意識低下、脱力などなどが出てきて病棟で倒れる事が増えた。



食事も水分も取れていないので水分の点滴と栄養の点滴、心電図管理が始まった。

もう点滴も入れる場所がなく手の甲でしかも角度が!と点滴針に枕をつけることも…笑



そして飲み薬をドラムセット配合錠に変えたり、サインバルタに変えたり…と先生も試行錯誤してくださったけれど副作用は消えなかった。

そして日に日に肩の不安定感は再発してきていた…
それは誰にもバレないように絶対口にしなかった。


どうやっても疼痛コントロールがつかなくなった私は大学病院の麻酔科へ受診しにいくことになった。

そこで衝撃的な話が…