2019年7月31日に右肩多方向不安定症に対する手術のため、前日の7月30日に入院した。
(ブログを読んでくださってる方は2020年7月30日にも入院し、7月31日に人工呼吸器になった事をご存知のはず…笑 知らない!って方は是非お手数ですが過去の記事
を見ていただけたらと思います!波瀾万丈なので。笑)
脱線しました。笑
職場での入院、F病院から先生を呼んで手術の執刀をしてくださる事になっていた。
初日は特にやることもなく夕食後から食止め、飲水制限。
夜には同期が部屋に遊びにくるような状況。笑
(今はコロナで寂しい入院生活を強いられますねぇ…)
前日遅くまでやり残しが無いように残業して疲れていたし、やる事もないからさっさと寝る事にした。
そして2019年7月31日
いよいよ手術当日。
手術着に着替えて…
8時半手術室入室なので8時20分には出発。
親の方が緊張してていまだに言われるのが手術室前で呆気なく じゃーねー。って入っていった。と。笑
多分職場だから気丈に振る舞い動揺を見せたく無いという気持ちが強かった。笑
手術室には歩いて行き病棟の看護師さんからオペ室の看護師さんへ引き渡される。
名前、生年月日、今日手術する予定の場所を聞かれ、髪の毛をキャップの中にしまって手術室へ入っていく。
そのまま手術台に登り横になる。
血圧測定や酸素濃度測定、心電図などを取り付けられ点滴のために血管を探す。
元々血管が細い、手術室がとてつもなく寒いが相まって全く刺さらない。笑
その頃に肩チームの長は手術室に入ってきて今日よろしくね!と鼓舞してくれた。
点滴の針が刺さらな過ぎて何か冷たい液体が手を伝うのが分かった。きっと流血していたのだろう。笑
急に肩チームの長か
痛くない?もう、眠っちゃおうか!と急遽全身麻酔開始になった。笑
全身麻酔は初体験!いや、手術自体初体験だけど。笑
マスクを当てられ深呼吸を促される。
2回くらいであっという間に落ちた。
感覚としては極限まで眠さを我慢して我慢してもう目が開かないー!!って感じ。
(伝わらない。笑)
手術予定は2時間〜3時間。
待ってる親は気が気じゃ無い。(らしい)
12時を回っても手術は終わらず病室に戻ってきたのは12時半を過ぎたくらいだった。
元々言われていたSLAP損傷の修復も行ったが術前では分からなかった後方関節唇損傷も見つかりそこの処置に時間がかかったらしい。
今回、多方向不安定症に対しては 関節包縫縮術
SLAP損傷に対しては 前方関節唇形成術
後方関節唇損傷に対しては 後方関節唇形成術
の3つの手技が行われた。
帰室して起こされた瞬間体の震えが止まらなかった。
力むと傷口も痛いし肩も痛いのに震えが止まらない。
看護師さんが検温すると34.8℃。予想外に手術が長引き麻酔が長くなった事も影響しているらしい。
電気毛布を掛けてもらい加温して落ち着いた。
大丈夫ー?と肩チームの長。
そしてそこで衝撃の一言を言って去っていった。
ちょっと処置が多かったから装具固定は7週間。
今後ソフトボールは出来ないけど日常生活は送れるからね。リハビリ頑張っていこう。
大パニック。
装具固定3週間って言ったじゃん…
え?ソフトボール出来ないの?あんなに手術前投げられてたのに!?
目の前が真っ暗になった。
そして両親もその話を聞いてから病室に来た。
手術成功したってね!お疲れ様(^^)とソフトボールには触れずに呑気にプロ野球中継を見せてくれた。
今でも忘れない。父親は横浜戦、母親は西武戦のプロ野球速報を見せてくれて定期的に点数入った?とか打った?とか聞いてくる。
こっちは酸素マスク6Lだしまだ飲水も始まってないのに。笑
手術終了から3時間後飲水許可。
疲れたから早めに面会終了してもらってぼんやり考えた。
もう手遅れだけどあれだけ投げられてた。こんな事になるなら手術をしないで今日も働いてた方がよかった。
泣けてきた。涙を拭いたいけど右手は固定
左手は点滴。(元々血管が細いので入れるのに苦労するから動かさないで!と。笑)
ぼんやり考えてたらあんなに眠かったのに夜はちょこちょこだとしか眠れなかった。
看護師さんが気にして痛い?とか暑い?とか聞いてくれた。でもやっぱり職場。というか私が主に担当している病棟。気丈に振る舞い大丈夫です。と伝える。
少し眠れそうかな。ってなると1時間に1回自動で血圧を測られるため圧迫感で目が覚める。
むしろ隣の方とか目が覚めないのが不思議だ。笑
そんなこんなで手術の日は終わりを迎えた。
次は装具生活から退院まで!




