私もかつてそうでした。
今住んでいる家に妹が来た時は、
「ふぅ~ん、思ってたより綺麗じゃない。」
とか、何様かと思うようなエラそうな事を言われました。
しかし、ぶっちゃけ、私の前の家である汚部屋を見て引かなかった異性は2人だけです。
今の夫と、もう一人だけ。
夫の親の家の欲にかられてゴミ屋敷という惨状を見て納得。
もう一人はお婆さんが昭和魂が炸裂していたそうで、頂き物の包装紙や紙袋、惣菜のカップ容器やらペットボトルに至るまで、ゴミではないと言い張って家の中がもう踏み場もないほどになっていたそうです^^;
私の汚部屋は女性には全員!ひかれました・・・。
母には「100年の恋も冷める部屋」とまで言われました。
アハハ。
でも、恥ずかしいという気持ちがなかったわけではありません。
人が来る前には慌てて掃除もしました。一応。
元々片付けが苦手だった事は間違いないのですが、失恋をきっかけに会社に行くので一杯一杯になり、そのうち余計な事を考える時間をなくす為に暇さえあれば昼夜働くようになり、家には寝に帰るだけで片付けを一切しなかった間に一気に加速してしまったのであります。
自炊なので台所とお風呂、トイレ、ベッドだけはキレイに保ってましたが、荷物を整理しようとすると、思い出が甦ってしまって手をつけなかったのです。
嫌になって引っ越そうと思いました。
でも引っ越そうにも荷物が多すぎて・・・。
私の場合は加速した原因が失恋だったのですが、原因は人それぞれ。
一番いいのは原因を断つ事だと思いますが中々ですね。
何をするにもエネルギーと費用と時間がかかります。
自分なりに考えて、考える時間も惜しいという事に気づき、まずは10個捨ててみよう。
そう思い、10個、すぐに処分しました。
そして、また10個捨てました。
週2回のゴミ出し日には必ず10個捨てるようにしました。
ごみ袋にスペースがある時は、詰めれるだけ詰めました。
回収されてしまえば後戻りできず、気分的にスッキリします。
繰り返すうちに捨てるのが楽しくなってきましたが、また暫くするとマンネリになってきました。
それと潔く捨てれない物と対峙する事も増えてきました。
ペースを落とし、「5つ捨てたら1つ買ってヨシ!」という厳しいマイルールを設ける事にしてみました。
歯ブラシ1本買うのにも、読みたい本を1冊買うのにも、5つ捨てないと買えないのです。
繰り返せば必ず物が減る。
マイルールに慣れてきたら、新しく買うものは出来るだけ生活にどうしても必要な消耗品優先にしました。
こうすることで物を買うときに厳選するようになり、無駄遣いも減り、5つ捨てて1つ買った品物もいずれは消えてしまう。
このルールは今も続いています。
無駄な物は買わない。
自分にとって本当に必要な物は何か。
この事を繰り返し見つめることは節約にもなると思います。
全く無駄のない暮らしというのもキツイのは確かですが、まずは5つ捨ててみませんか?
今すぐ、ゴミ袋に5つポイポイっと。
どうですか?
あなたにも出来ましたね

心が軽くなりましたか?
続けられるといいですね
