今日付けでヤマト運輸のプレスで、メール便の代替サービスともとれる「宅急便コンパクト」と「ネコポス」の発売が告知されました。
ヤマト運輸 | 「宅急便コンパクト」と「ネコポス」の発売について
http://www.kuronekoyamato.co.jp/info/info_150303.html
クロネコメール便の代替サービスとしては既に、2015年4月よりクロネコDM便が開始されることが決まっています。
ヤマト運輸| クロネコDM便
http://www.kuronekoyamato.co.jp/kuronekodmbin/index.html
※契約者のみのサービスで、集荷もしくは直営店のみからの発送(コンビニ不可)、料金については不明で、上限が164円(クロネコメール便の上限だった)、お客様ごとに決定とされている。
ヤマト運輸| 宅急便コンパクト
http://www.kuronekoyamato.co.jp/compact/index.html
小さい荷物を2種類の専用(薄型)BOX(5枚から配達可能)で送ることができ、宅急便と同等の扱
い。
一見、郵便局の現行品である、レターパックライトとレターパックプラスに似ているように感じるが、宅配便料金とは別に「専用(薄型)BOXの料金として税込65円(一律)」をとるらしい。
料金は地域別の運賃で、最大3つ(持込割・クロネコメンバー割・デジタル割)の割引が適用される。
試しに比較してみると、九州~九州間(九州でも沖縄は別料金)での最大割引時の「354円」であるならば、専用BOX代金65円を足して「419円」になる。
割引前の価格だと594円+65円で「659円」。
<九州~九州間の場合>
レターパックライト 360円
レターパックプラス 510円
宅急便コンパクト 419円(最大割引適用時)
宅急便コンパクト 659円(割引なしの場合)
料金だけ見ると、かなり割高に感じますが、3万円までの補償がついています。
郵便局の場合は、簡易書留(5万円まで)で+310円、一般書留(10万円まで)が+430円です。
でも、実際は殆どの落札者が安いが1番を優先しますから、レターパックや定形外のほうに流れそうですね。
因みに通常のクロネコ宅急便だと、
<60サイズ、九州~九州間の場合>
通常料金 756円
クロネコメンバー割 680円
クロネコメンバー割最大事 643円
クロネコメンバー割最大+持込 543円
専用のBOXを買ったりする手間を考えると、個人では別に普通の宅急便でも良いような気がします^^;
大量に処理する法人や個人事業主だと差が出てくるといったところでしょうか。
ヤフオクで2015年2月16日(月)より1,000円以下の出品は1点につき、特例を除き、システム手数料として54円を徴収するという酷いシステム変更(明らかにヤフオクゼロ円宣言とかした影響の改悪ですよね・・・。手数料逃れの取締り?)があった影響で、まとめ売りと送料込み出品への切り替えが進んでいますから検討材料にはなるのかも。
ヤマト運輸|ネコポス
http://www.kuronekoyamato.co.jp/nekoposu/index.html
契約者のみ(内容物の審査)、料金不明、専用送り状ラベル(プリンター必須)、ポストイン型、厚み2.5cm以内、角形A4サイズ(31.2cm×22.8cm)以内、最小23cm×11.5cm超え、重量1kg以内、集荷、もしくは営業所への持込のみ。
※郵便受けに入らない場合は、持ち戻り。
ヤフオクで小額な物を気軽に出品できなくなってきている以上、補償がついているのは有りがたいけど、あんまりニーズはないのかもと個人的には感じています。
事業主ではありませんしね。
ネットやオークションでは、配送方法を指定した側に責任があるとされており、100円の品でも1品につき54円という手数料を課されるのを避けるために、恐る恐るメール便や定形外の送料込みにしている出品者が増えてきました。
私の場合は現在、差額のご負担で書留や速達、記録をつけれるように出品形態を変更中ですが、様子を見てまとめ売りにするか、値がつくと分かっている物のみに絞って出品し、小額のものは潔く捨てるか、可能(重量内)であればサプライズのオマケ用にしようか思案中です。
不用品の処分のみですからね。