名前を変えるということ | cocoママンの日記

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2児の母の日常日記です!よろしくお願いします!
近々整理しなくちゃ。

新婚旅行ネタを書こう書こうと思いながらも書けていないくせに
私のモヤモヤがグルグルっとしているので、別の記事を書きます(笑)
 
この度、結婚にあたって、旦那さんの姓を名乗ることにしました。
 
私の実家は家族の縁が薄いため、
古いしがらみや慣習がなく、そこそこ新しい考え方をする家です。
その環境で育った私も勿論そう。
 
戦前の、嫁、婿、という概念ではなく、
感覚的にも現在の法律に則った、婚姻関係を望んでいました。
 
どういうことかというと、
 
<戦前>
・妻だけが自分の戸籍を出て夫一家の戸籍に入り込む形。(夫の親が義親になる)
 ※婿は逆
・子供が生まれると、家の戸籍に追加されるので、夫の親から見て同じ戸籍にいるから内孫。
 
<戦後>
・夫も妻も、育った戸籍から抜け出し、二人きりの新たな戸籍ができる。
 (各々実親との親子関係は残るが、義親とは何の関係もない)
・新しい戸籍に掲げる姓に夫のものを選んでも、夫の実家と関係性が発生するわけではない。
・本籍地は、どこでも自由なので、皇居にするもよし。
・子供が生まれると夫婦の戸籍に入り、
 どちらの祖父母から見ても違う戸籍の孫なので、内孫・外孫はない。
 
要するに、現在の婚姻とは、どちらの姓になろうが、
養子縁組をしない限り、嫁も婿もないわけですよ。
尚且つ、義理の両親と言いながらも、戸籍上は親でもなんでもありません。
勿論、相続権だって発生しない間柄。
道徳的、倫理的に、波風立たないよう、
愛する旦那様のご両親だから、自分の親と同じように、仲良く、優しくしようというだけの話。
 
お互いに親の籍から抜けて、二人で新しい家族を作る。
その際にどちらの姓を名乗るか決める。
妻側の姓になったって、なんの問題も無いわけです。
 
旦那さんが私の姓になることに対してちょっと抵抗を見せたので、
夫の姓をとることにしました。
でも本心では慣れ親しんだ名前を変えるのは面倒&イヤですし、
会社では旧姓のままにしてあります。
 
でもどうにもこうにも旦那さん側は昔の考え方のようなんですよねぇ。
まあ、ほとんどの方が現状の婚姻のあり方を知らず、
昔ながらの「嫁」制度が当たり前と思っているから仕方ないのですが。。。
理解のあるご両親は、
「息子の嫁」とは言わず、「息子の連れ合い、息子の妻」と呼んでくれるそうです。
 
名前を夫側にしただけで、
「うちのやり方」「うちに合わせて」と言われたり、
会社で旧姓を使うことに渋い顔をされたりすると、イラっとするのです。
 
ま、そういうことが最近あったんですけどね(笑)
 
旦那さん、私より若いのに古い感覚でちょっとびっくりしました。
 
世の中でよくあることですから、さらっと笑って過ごしていますが、
法律に世間が付いてきていない現状に、まだまだだなぁ、と感じた次第です。