お兄ちゃんの夏休み
今日からおかあしゃんの3番目に大好きなおにいちゃんが夏休みで帰ってくるの。
1番がココちゃん、2番があたしバニラ、3番がお兄ちゃん、4番がおとうしゃんだって。
お兄ちゃんが帰ってくるからって
おかあしゃん嬉しそうだよ。 「そりゃそうよ」
Hikaruさん餃子
に挑戦だって。
大丈夫かな。 「ばっちりよ。」
おとうしゃんも、おにいちゃんも
おかあしゃんの手作りだと、
何でもおいしいって言ってくれるよ。 「まずいなんていちどもいわれたことないわ」
おいしくなくても、一生懸命食べてるってかんじのときもあるけど・・・ 「たしかに・・」
おかあしゃんはおいしいって言っておかないと、
今度作ってくれなくなっちゃうもんね。 「作ってもらったことに感謝するのは当たり前」
おかあしゃんは餃子は作ってあげたことないんだって。 「そうなのよ。」
でも今日はおにいちゃんのためにがんばるんだって・・・ 「超がんばる。」
ホントはおにいちゃんが1番じゃないのかな? 「ばれた?」
あたしたちの餃子は・・・・?
「ないです。」
じゃあ、トッピング多くしてください。 「わかりました。今日だけね」