昨晩、記録用のノートを探していたら、休職の半年ほど前に書いたものが出てきました。
読んでみたら、当時は分からなかったけれど、既に壊れてる姿が見えました。
ポロポロと四角いブロックが崩壊していくように自分が壊れていく感覚、自暴自棄な運転とか、処方薬の乱用の一歩手前で踏みとどまってる様子とか。
それでも当時は異常と思っていなかったし、そこから半年フルタイムで働いていたし。
ほんの2ページくらいの短い文章でしたが、当時の自分をいたわってあげたい気持ちでいっぱいになりました。
どうすればそうならなかったかなぁ、と考えてみても分かりません。
辛いとか苦しいとかも考えていなかった。
ただ引かれたラインを歩んでいるうちに壊れてた。
ここは、生い立ちの影響もあると感じます。
大人の言うことが絶対で、子供の都合は考慮されない場合が多いコミュニティでした。
生後何ヶ月の乳児でも1歳2歳でも夜9時10時まで連れ回されるなんて当たり前で。癇癪起こせば叩かれるし。
だから、自分の都合に周りが合わせるなんて、もってのほか。
常に、自分のしたいことではなく、求められている事しなくてはならないことを考えるのが当たり前だと、今までずっと思ってきました。
将来何になりたいか、なんて考えるだけ無駄な世界でした。
今でも、自分のやりたいこと、ではなくて、出来ることをなにかしなくてはならない、という気持ちのほうが強いのです。
今ようやく、自分の感覚や気持ちに気づく練習を、カウンセリングとかを通してさせてもらっているのだと思います。
主治医も、穏やかに日々を過ごせるのが一番、と考えてくれています。
それがなかなか難しいのですが…。
壊れてた当時、自分はなにも気付いていなかったけれど、同僚が受診を勧めてくれました。
結果、いいクリニックにも巡り会えました。
ハローワークでも役所でも親切な担当さんばかりだし、人には恵まれているなぁと思います。
連絡取るのが苦手なので、プライベートな人脈は壊滅してますが。
一進一退とも言えないくらい一向に良くなってこない気がしていたけれど、あの時期よりは確実にマシになっていることに気付きました。
今こうやって、負荷を減らして生活出来る環境に感謝しつつ、自分を壊さない上手な暮らし方を見つけていきたいなぁと思ったのでした。
難しいですけどね。