漠然とした焦りが、いつからかずっと心の奥に居座っている。前職の在職中にも居たし、その前に自営業をしていた頃にも居た。
こうすべきと分かっていても思うように行動できない自分、努力できない自分への焦り、その時々で細かなディティールは変化するけれど根本は同じ。
前職をうつ状態で退職して、駆り立てられるように仕事探しをする中で深い森に迷い込み、今は森から抜け出す道を探しているところ。
その行路をずっと伴走している焦り、不安。
自分の状態、周囲の状態、そんなものを本能的に察知する能力が、多分足りないのだろう。それは目隠しをして道をたどろうとしているかのようで。強い不安を引き起こす。
状況理解のため支援が、私には必要なのだろうと思う。
今日、面談の席で仕事探しについて聞いてみた。
就職活動が今抱えている焦りの1つ。現状、経済的な自立もできず、こんなふうに暮らしていて良いのか、と、ふとした瞬間に脳裏をよぎる。
就職できたとして、糊口をしのげるほどの稼ぎが得られる自信も持てない。
収入の手段として、必死に編まなくてはならない気持ちになる事もあるし、編み物で生計が立てられるわけでもないのに好き勝手やってるように感じる時もある。
どちらの根底にもあるのは焦り。
もっと自由に気楽に気兼ねなく生きればいい、と思っても、感じ方は変わらない。というより変えるのが怖い。
結局、自分への漠然とした焦りや不安に突き動かされてしまうのだ。
面談で相談を受けてくれた方は、気長に行きましょう、と。就職活動を考えられる段階になったら、知り合いのハローワークの相談員さんと協働して進めていけるから、と展望を見せてくださいました。
客観的に見て就職活動を考える段階では無い、ということなんだな、と理解しました。
さて…どうして就職活動をまだやらなくていいのか、それがよく分からない私なのでした。それが分からないから、どう努力したものか…やっぱりまだ深い森の中にいる気分です。
運良く就職できてもしばらくしたら体調崩すだろうな、という予測は付くんですけどね。