少し足を伸ばして街なかの公園に行ってきました。
うちの近所より随分と季節が進んで、スミレがあちこちにさいていました。甘草もたくさん生えていて、ノカンゾウだ!と思ったらヤブカンゾウと書いてありました…そんなのあるのね。ニリンソウも満開でしたが、ここまで来ると里ではなく山野草と言いたい感じです。ニリンソウは、名札が付いてたのでそうなのでしょうが、近くで見れなかったのでイチリンソウだったのでは、という疑いが晴れません。
あちこちに立て札が立ってて、動植物のために立ち止まるな、とか、道以外の場所は歩くな、とか、この公園は動植物のほうが優先だとか。くつろぐ場所ではないようです。狭い道で人とたくさんすれ違うのも非常にイヤ。
望遠カメラを持った人がとてもたくさんいて、なんだかなぁという感じでした。そのへんの山に行けばもっと落ち着いて撮れると思う。装備を見せたいだけ、みたいな。
そこまで広くはないのですけれど、高低差が作ってあって、見えるルートがつながってなくて、危うく遭難するかと思いました…。途中で水が尽き、地図もなく案内板も少なすぎベンチも少なすぎ。
総合して、あまり好みでは無いようです。
街なかに自然環境を再現しようとすると、やはり無理が出るんだろうなぁという印象でした。歩きたいところを歩けて、見栄っ張りのいないとこがいいな。