「傷跡にテープを貼って固定する」
ケガをした方や、
手術した方の多くが、
傷跡ケアとして
行っている方法だと思います。
テープは、
傷跡が広がらないように、
そして、
日焼けをしないように、
貼るのが目的ですが、
盛り上がった傷を
上から抑えることで、
平らにしていく効果もあるそうです。
使用するテープは
3Mのマイクロポアが代表的ですが、
比較的、粘着力が強いため、
肌が弱い人向けに、
「優肌絆」という、
よりやさしいテープもあります。
私は最初
病院で使っていた
マイクロポアを貼っていましたが、
もともと肌が薄く、
テープかぶれをおこしやすいので、
途中から、
傷に直接テープを貼る時は
優肌絆を使ってました。
左:マイクロポア、右上:優肌絆(スキンカラー)、
右下:優肌絆(不織布・肌)です。
ちょっとお値段高いですが、
湿潤療法でも使われる医療素材
「ハイドロコロイド」でできた、
「ピタシート」も傷跡ケアに有効です。
そして、
私の大好きなメロリン。
夏場で汗をかいてどうしようもなかった時、
テープ貼ったらかぶれそうだな・・と思って、
かわりに使ってたフィルムガーゼです。
テープのような固定力はないので、
効果のほどは分かりませんが、
少なくとも肥厚性瘢痕が
悪化することはなく、
いい感じでした◎
さてさて、
抜糸から約2か月間、
これらのテープ(&ガーゼ)で
傷を固定してました。
夏でとにかく暑かったので、
その時々に応じて、
マイクロポア、優肌絆、
ピタシート、メロリンガーゼを
使い分けてた感じです。
人に会う予定があって
たくさん話す(傷が動きそうな)時は
がっちり固定してくれる
ピタシート+マイクロポア。
傷に直接貼る時は、
肌にやさしい優肌絆。
スキンカラーはちょっと色が濃かったです
肌が敏感になっている時や
家にいる時は
メロリンガーゼ+マイクロポア
といった感じです。
色々やった結果、
傷跡の広がりや
日焼けによる色素沈着は
ほぼ防げたんじゃないかと思います
ただ、肝心の肥厚性瘢痕は、
ケガから2か月くらいは
まだ盛り上がりもあり、
なかなか平らにならず。。。
セカンドオピニオンを求めに行った
形成外科&美容皮膚科の女医さんにも、
2回目の診察時に、
「うーん、まだ硬いですね。」
「ステロイドのテープにしてみましょうか」
といわれ、
今度は、
接着面がステロイドになってる
ドレニゾンテープを貼ることになりました。
“ステロイドかぁ。。
よく知らないけど、
なんとなくこわいなぁ。。。”
と思ってたんですが、
試してみてビックリ!!
私にとっては魔法のテープでした!!