肥厚性瘢痕。

 

 

ひこうせいはんこん。

 

 

ケガしてから初めて知った言葉です。

 

 

肥厚性瘢痕とは、

その名のとおり、

盛り上がった(肥厚した)

傷跡(瘢痕)のことです。

 

 

抜糸後に傷が

赤く盛り上がるのは

正常な治癒の過程ですが、

 

必要以上に

盛り上がってしまったり、

 

いつまでたっても平らにならず、

赤く盛り上がったままの傷跡を

「肥厚性瘢痕」というそうです。

 

 

原因は、

体質とか色々あるようですが、

 

傷が引っ張られたり、

テープをはがす時の刺激なども、

盛り上がりの要因になるようです。

 

 

ちなみに、鼻の下は

会話や食事でよく動く場所なので、

傷跡が肥厚性瘢痕になりやすいようです。

(女医先生談)

 

 

これを聞いてから、

しばらくの間は、

 

食事は、

お粥とか豆腐とか、

柔らかいものを中心にして、

 

会話も

なるべく口を動かさないように

話すなど、

 

できるだけ

傷の部分を動かさないように、

気をつけてましたあせるあせる

 

 

私の場合、

肥厚性瘢痕になった部分は、

3ヵ月くらいで

赤みと盛り上がりがおさまり、

目立たなくなってきました。

 

 

以下、傷の写真を載せますね。

 

 

その前に別の画像を。

(アメブロ、一番最初の画像が一覧に表示されてしまうので・・)

 

古道具屋さんで買ったアンティーク調のハサミ

切れ味抜群でテープ切るのに大活躍です。

 

 

では、傷の写真載せます。

 

 

 

 

2018.6.17

 

2018.9.28(約3か月後)

 

左の小鼻の下が

肥厚性瘢痕になった箇所です。

赤みはほぼなくなりました。

 

 

横から見たところ。

 

 

2018.6.17

 

2018.9.28(約3か月後)

 

盛り上がりもほとんどなくなり、

平らになってきました。

 

 

私が行った治療は

 

・テープ(ガーゼ)による圧迫

・リザベン(トラニラスト)服用

・ステロイドテープ(ドレニゾンテープ)

 

です。

 

 

特に、ステロイドのテープ

(ドレニゾンテープ)がよく効きました。

 

 

これについては、

また今度書きますね。

 

 

以下、肥厚性瘢痕になった時

参考にしていたサイトをご紹介します。

 

 

傷跡ケアの方法なども書かれているので、

肥厚性瘢痕についてよく知りたい方は

見てみてくださいね!

 

 

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肥厚性瘢痕の参考サイト

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●アトファイン

http://atofine.jp/

http://atofine.jp/dl/nichiban_kizuatocare.pdf

帝王切開後の傷跡ケア用テープのサイトです。

とても読みやすいです。

 

 

●NPO創傷治癒センター

ケロイドと肥厚性瘢痕

http://www.woundhealing-center.jp/kizu/kizuato_keloid.php

情報量が多くてとても参考になるサイトです。

一人一人の悩み相談に医師が回答していて、

自分と同じような症状の方のFAQが参考になりました。

今でもよく見ているサイトです。

 

 

●北里大学メディカルセンター形成外科

ケロイド・肥厚性瘢痕

https://www.kitasato-u.ac.jp/kmc-hp/section/div-sinryou/keiseige/download/keloid.pdf

簡潔で分かりやすい資料です。

治療法が明確で参考になりました。

 

 

●メディカルノート

ケロイド・肥厚性瘢痕を画像でみる 傷跡に起こり続ける皮膚の炎症とは?

https://medicalnote.jp/contents/170206-004-MA

医師による肥厚性瘢痕の説明です。

写真とか皮膚の断面図とか視覚的に分かりやすいです。

 

ちなみに私は、

真皮の下の皮下組織も切れ、

その下の筋肉まで見えていたそうです。

 

この図を見て、

けっこう深くまで行ったんだな~と思いました。

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