昨日はご心配おかけいたしました・・・あせる


朝にはすっかり、元気に晴れ

ご飯も1日3食+α食べちゃいましたラブラブ



話は変わって・・・


朝から小児の脳死判定のニュースやってましたね。

本当に驚きました!!


小児医療に関わる身でありながら、意識が低いと言われてしまうかもしれませんが・・・

正直法改正から9カ月ぐらいかな・・・??

まだ、脳死移植はないと思ってました。


なぜかっていわれると、一言では言えませんが・・・

やっぱり、子どもを見送るとか、子どもの最後を決断しなくてはいけない親御さんの気持ちって、本当に想像できないくらいに辛いものがあると思います。


PICUという場所柄1年間で何人もお子さんを見送ることがあります。

中には人工心肺とつけているお子さんもいらっしゃり、最後の時をご家族に納得というか、決断していただかなくていはいけない状況も多くあります。

いつもご家族から言われることが

「どんな状態でもいいから、生きていてほしい。」

ごもっともです。


今回脳死移植を決断されたご家族は本当に本当に辛い中、ご決断されたのではないかと思います。

臓器を提供するという形ではありますが、誰かの体の中でこれからも生きる

そういう思いだったのかな~・・・

私には容易には想像できませんが、今は亡くなられたお子さんのご冥福をお祈りするとともに、

移植がうまくいくことを祈っています。



もう数年前になりますが、心臓移植のために渡航を翌日に控えたお子さんに言われたことがあります。


「僕が生きるっていうことは、誰かが死ななくてはいけないんだよね。

それだったら、生きたくない。変わりに誰かが悲しむのは嫌だ。」


何にも言えませんでした。

その子も移植が成功して、もうすぐ高校生です。

その一方で、移植を受けてもうまくいからなかった子や、移植を迎えるまで行けなかった子も・・・

本当に様々でした。


Drの中には複雑な手術より移植のほうが簡単っていう方もいます。

(もちろん技術的な意味ですよ!!)

現にアメリカでは日本では手術をする疾患でも、移植のほうが成功率が高いから、

移植がスタンダードになっている疾患もあります。


確かに、移植ってすごい治療法ではあると思いますが、

なかなかメンタル面がついていかないですよね。。。


まぁ、私は医療者なので、自分の気持ち関係なく仕事としてやらなくてはいけないと思いますが・・・


なんであれ、着々と変わってきているんですね。

本当に明日?移植が成功することと、亡くなられたお子さんのご冥福をお祈りしています。