
タイトル: 機動戦艦ナデシコ
のほほ~んとしていてラブコメ要素の強いテレビ版。
謎の多い展開でシリアス度合いが格段にアップしている映画版。
両方見比べてみるのも、なかなか楽しいものです。
多少好みが分かれそうな気もしますが、どっちもいい作品だと思います。
実はこの作品も、エスカフローネ同様綾瀬はスパロボに登場するまで
食わず嫌いでいたのです。
だって、いかにも狙ってる
(↑な、何を?)という感覚が強くて・・・。
でも、面白いもんですねぇ~、やっぱり食わず嫌いはいけない。
テレビ版で一番笑ったのが、劇中アニメ『ゲキガンガー』の存在。
あきらかに『ゲッター』や『マジンガー』などを思い起こさせる熱い
ヒーローアニメで、実はゲキガンガーのほうがかなり気になってますw
願わくば、ゲキガンガー単体で1作品提供して下さい!!(爆)
肝心の?本編はというと・・・
ナノマシン処理で、とりあえずネコでもメカに乗れてしまうとか
「こんな事もあろーかとっ!」という決め台詞で、とりあえず何とか
してしまうメカニックとか、ケーブルじゃなくてエネルギー波で動力供給して
いるマシンとか、さらにそのマシンがフレーム換装によって様々な地形対応
しちゃってるとか、無理じゃないカタチで戦艦がワープしちゃう仕組みだとか
よく考えるとかなり作りこまれた設定です。
こういう基本的な設定がしっかりしているので、映画版では人間模様が
よく描かれていて、テレビ版とは一味違うありえないギャップを感じさせる
所なども、うまいなぁと思ってみたり・・・。
おっきくなったルリちゃんや、ボケをかまさない(かませない?)ユリカ、
ミステリアスじゃなくなったイズミ、しっかり軍人しているリョーコ
そして、復讐者となったアキト・・・。
新たなる敵役も、極悪非道な北辰衆などが非常にいいスパイスになっていて
しっかり締まってる。
なかなか見応えのある作品です。

因みに、参加声優さんをご紹介しておきます。
テンカワ アキト--上田祐司 ミスマル ユリカ--桑島法子
ホシノ ルリ--南央美 メグミ レイナード--高野直子
ハルカ ミナト--岡本麻弥 ホウメイ--一城みゆ希
スバル リョーコ--横山智佐 アマノ ヒカル--菊池志穂
マキ イズミ--長沢美樹 イネス フレサンジュ--松井菜桜子
アオイ ジュン--伊藤健太郎 ダイゴウジ ガイ--関智一
ウリバタケ セイヤ--飛田展男 ゴート ホーリー--小杉十郎太
プロスペクター--小野健一 ムネタケ サダアキ--真殿光昭
アカツキ ナガレ--置鮎龍太郎 エリナ キンジョウ ウォン--永島由子
白鳥 九十九--関智一 白鳥 ユキナ--大谷育江
月臣 元一郎--森川智之 ほか

すっきりとした爽快感が味わえる単なるキャラ萌えでは終わっていない
作品です。

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